ベルトーネを救った快作 アーノルトMG ドロップヘッド・クーペ(1) 目指すは英伊の融合
公開 : 2025.09.27 17:45
人が乗るだけで傾くほど柔らかいサス
200台の生産にあたり、TDのシャシーをMGから仕入れたのはスタンレーだった。改良は施されず、人が乗るだけで傾くほどサスペンションは柔らかい。
車内の多くの部品も、MGから流用。メーターパネルはTDのものを上下反転し、金属製のダッシュボードへ組まれている。スピードとタコ、2枚のメーターが大きく、見た目は現代的だ。シンプルなシートと美しいドアハンドルは、新しくデザインされている。

TDには備わらない装備が、ワインダーで上下できるサイドウインドウ。1963年にMGBが発売されるまで、戦後のMGには与えられることがなかった。
モノコック構造ではなく、別体フレームに載るボディはフロアが高い。ウエストラインも、その分持ち上げられている。それでも、ボディの中へ身を収めた感覚はある。シャシー技術は戦前にあり、全幅は不自然に狭いが。
走りの印象とスペックは、アーノルトMG ドロップヘッド・クーペ(2)にて。






























































































































