【キーワードはカケザン】トヨタが進める未来型実験都市『ウーブンシティ』フェイズ1を初公開!

公開 : 2025.09.30 11:45

キモは『カケザン』

次いで、日清食品は、栄養最適化テクノロジーを用いた新たな食文化の共創を目指すコミュニティについて実証する。

一例として、今回は『こんなにジャンクでおいしいのに!?』と銘打ち、タンパク質、糖質、炭水化物の3大栄養素のバランスを保ちながら、各種ビタミンなど33種類の栄養素を調整。

ウーブン・バイ・トヨタ社のシニアバイズプレジデント、豊田大輔氏。豊田章男氏の息子となる。
ウーブン・バイ・トヨタ社のシニアバイズプレジデント、豊田大輔氏。豊田章男氏の息子となる。    桃田健史

エネルギーで547kcal、食塩相当量2.8g、そして飽和脂肪酸3.4gに抑えることに成功したハンバーガー、ポテト、コーラのセットを試食した。通常だと900kcalに達するようなガッツリ系だが、食べ応えがあり満足度がとても高かった。

教育分野からは増進会(Z会)が参加し、『最高の教育』を実証、発明、体現する幼児教育の場を設けた。家族の同意を得た上で、室内に設置したモニター映像をトヨタのAI技術で解析し、教育の最適化を目指すという画期的な試みだ。

同様に室内モニターの映像解析を、UCCジャパンでは上島珈琲店の一部スペースで行い『コーヒー×人』の行動や感情の変化などを研究する。

また、ペット向け製薬などで国内シェア1位の共立製薬は、欧米に比べて遅れている日本でのペットと人の『より良い共生生活のあり方』を探る。

その他、トヨタ・グループからは、車両を自動牽引するシステムや、小型自動ロボットや荷物の集荷や配達を自動で行うロボットなどを展示した。

こうした様々なトライがあるウーブンシティは、いつまでにどのような成果を示すという従来の物差しではなく、ここに集う人と企業が『カケザン』によって新たな価値を生み出す場として一歩づく前進することを重んじている。

記事に関わった人々

  • 執筆 / 撮影

    桃田健史

    Kenji Momota

    過去40数年間の飛行機移動距離はざっと世界150周。量産車の企画/開発/実験/マーケティングなど様々な実務を経験。モータースポーツ領域でもアメリカを拠点に長年活動。昔は愛車のフルサイズピックトラックで1日1600㎞移動は当たり前だったが最近は長距離だと腰が痛く……。将来は80年代に取得した双発飛行機免許使って「空飛ぶクルマ」で移動?
  • 編集

    平井大介

    Daisuke Hirai

    1973年生まれ。1997年にネコ・パブリッシングに新卒で入社し、カー・マガジン、ROSSO、SCUDERIA、ティーポなど、自動車趣味人のための雑誌、ムック編集を長年担当。ROSSOでは約3年、SCUDERIAは約13年編集長を務める。2024年8月1日より移籍し、AUTOCAR JAPANの編集長に就任。左ハンドル+マニュアルのイタリア車しか買ったことのない、偏ったクルマ趣味の持ち主。

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