2025年:ルノー5 Eテック

生まれ変わったルノー5の魅力を最も如実に物語っているのは、英国でこれまでに購入した人の84%が、過去に一度もルノー車を所有したことがなかったという事実だろう。

これは新規顧客の獲得率としては前代未聞である。EVであること自体が購入動機になるのではなく、それはあくまで付随的な要素に過ぎないという近年の考え方を裏付けるものだ。

2025年:ルノー5 Eテック
2025年:ルノー5 Eテック

新型ルノー5 Eテックは、街中でマクラーレンよりも注目を集め、インテリアは上級セダン並みのハイテク装備を誇り、その走りはフランスの代表的なホットハッチを彷彿とさせる活気とカリスマ的な魅力を備えている。

ミニやフィアット500のように、5 Eテックはしばしば現代のクルマに幻滅した購入者層のノスタルジーを巧みに利用し、電動化へとうまく導いている。しかし、これは冷笑的なマーケティング手法ではなく、先立つ2車種と同様に、メーカーの運命を大きく変えつつ、パーソナルモビリティの新たなベンチマークとなっている。

記事に関わった人々

  • 執筆

    AUTOCAR UK

    Autocar UK

    世界最古の自動車雑誌「Autocar」(1895年創刊)の英国版。
  • 翻訳

    林汰久也

    Takuya Hayashi

    1992年生まれ。幼少期から乗り物好き。不動産営業や記事制作代行といった職を経て、フリーランスとして記事を書くことに。2台のバイクとちょっとした模型、おもちゃ、ぬいぐるみに囲まれて生活している。出掛けるときに本は手放せず、毎日ゲームをしないと寝付きが悪い。イチゴ、トマト、イクラなど赤色の食べ物が大好物。仕事では「誰も傷つけない」「同年代のクルマ好きを増やす」をモットーにしている。

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