ニュルはポルシェ911 GT3 RSと3秒差 フォード・マスタング GTD(1)  歴代最も過激なポニー 

公開 : 2026.01.16 18:05

インテリアは見慣れたマスタング

ざっと技術仕様を確認するだけでも、言葉に詰まる。ホテルの駐車場を出発してすぐ、ロードノイズの大きさと乗り心地の硬さに衝撃を受ける。かなりのシリアスさだ。

反面、インテリアは見慣れたマスタングのもの。後ろを振り返らない限り。ステアリングホイールには、便利なハードボタンが残っている。ブルーカラー向けスポーツカーらしくて、普段使いとの親和性が残されていて、好感が持てる。

フォード・マスタング GTD(北米仕様)
フォード・マスタング GTD(北米仕様)    ウェブ・ブランド(Webb Bland)

それでも、カーボン製トリムで要所は飾られている。シフトパドルは、 ステルス戦闘機のF-22ラプターの部品をリサイクルした、チタン製とのこと。

ニュルブルクリンク・ノルドシュライフェを、911 GT3 RSより3秒遅れで周回できる能力を秘め、歴代の公道用マスタングでは最も過激。今回は、カリフォルニア州パームスプリングス郊外のワインディングで、実力を探る機会をいただいた。

撮影:ウェブ・ブランド(Webb Bland)

気になる走りの印象とスペックは、フォード・マスタング GTD(2)にて。

記事に関わった人々

  • 執筆

    マット・プライヤー

    Matt Prior

    役職:編集委員
    新型車を世界で最初に試乗するジャーナリストの1人。AUTOCARの主要な特集記事のライターであり、YouTubeチャンネルのメインパーソナリティでもある。1997年よりクルマに関する執筆や講演活動を行っており、自動車専門メディアの編集者を経て2005年にAUTOCARに移籍。あらゆる時代のクルマやエンジニアリングに関心を持ち、レーシングライセンスと、故障したクラシックカーやバイクをいくつか所有している。これまで運転した中で最高のクルマは、2009年式のフォード・フィエスタ・ゼテックS。
  • 翻訳

    中嶋けんじ

    Kenji Nakajima

    1976年生まれ。地方私立大学の広報室を担当後、重度のクルマ好きが高じて脱サラ。フリーの翻訳家としてAUTOCAR JAPANの海外記事を担当することに。目下の夢は、トリノやサンタアガタ、モデナをレンタカーで気ままに探訪すること。おっちょこちょいが泣き所。

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