ルノー・ルーテシア R.S.(4代目) 歴代最高のホットハッチへ! 比類ない快適性と操縦性 【UK中古車ガイド】

公開 : 2026.02.18 18:05

購入時に気をつけたいポイント

パワートレイン

スロットルボディと点火コイルは、交換を前提にしたい。6速デュアルクラッチATは、5年か8万km毎の点検・整備が必要とされている。異音や変速のもたつきがないか確かめたい。修理は安くできない。姿勢制御モジュールの故障にも要注意。

タイヤとブレーキ

フロントタイヤは減りが早く、乗り方にもよるが2万kmもたない。履き替えるなら、ミシュラン・パイロットスポーツ4Sがベスト。幅は205が標準だが、225ならグリップ力が増し、ホイールのガリキズを防げる。ブレーキ関係は消耗品と考えたい。

履歴

ルノー・クリオ(ルーテシア)R.S.(4代目/2012〜2019年/英国仕様)
ルノー・クリオ(ルーテシア)R.S.(4代目/2012〜2019年/英国仕様)

ホットハッチだから、積極的に乗られていて不思議ではない。見た目は良好でも、状態が優れない個体は少なからず存在する。前オーナーの楽しみ方や整備履歴を確かめたい。

知っておくべきこと

ルーテシア R.S.は、ブルートゥース・オーディオにバケットシートなど装備が充実している。他モデルの響きを真似た人工サウンドシステムや、データロガー機能も選べた。バックカメラはオプション。シートは標準でクロスだが、不満なく快適といえる。

4代目は5ドアボディのみ。リアのドアハンドルが窓横へ位置し、ドアパネルの細い隙間と相まって、離れると3ドアのように見える。燃費は15.9km/Lが主張された。

英国ではいくら払うべき?

5000ポンド(約104万円)〜9999ポンド(約207万円)

英国では、フェイスリフト前のルーテシア R.S.が中心の価格帯。安価な例でも走行距離はそこまで長くない。価格に応じて状態も良くなる様子。

1万ポンド(約208万円)〜1万2499ポンド(約259万円)

フェイスリフト後の4代目ルーテシア R.S.をお探しなら、英国ではこの価格帯から。多くがトロフィー仕様だ。

1万2500ポンド(約260万円)以上

ルノー・クリオ(ルーテシア) R.S.220 トロフィー・ナビ(2016年式/英国仕様)
ルノー・クリオ(ルーテシア) R.S.220 トロフィー・ナビ(2016年式/英国仕様)

上物の後期型をお探しなら、この辺りまで奮発することに。特徴的なリキッド・イエローへ塗られた例も含まれる。

英国で掘り出し物を発見

ルノー・クリオ(ルーテシア) R.S.220 トロフィー・ナビ(英国仕様) 登録:2016年 走行距離:9万100km 価格:1万250ポンド(約213万円)

ブラックの塗装が美しい、トップグレードのトロフィー。点検・整備後で、買ってすぐに楽しめるはず。後期型は特に、今後の取引価格上昇が見込まれる。

記事に関わった人々

  • 執筆

    アレックス・ウルステンホルム

    Alex Wolstenholme

    英国編集部ライター
  • 翻訳

    中嶋けんじ

    Kenji Nakajima

    1976年生まれ。地方私立大学の広報室を担当後、重度のクルマ好きが高じて脱サラ。フリーの翻訳家としてAUTOCAR JAPANの海外記事を担当することに。目下の夢は、トリノやサンタアガタ、モデナをレンタカーで気ままに探訪すること。おっちょこちょいが泣き所。

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