ライバルを抑える競争力 ルノー・オーストラル改良版(2) 滑らかなハイブリッドに好印象

公開 : 2026.02.02 18:10

求められる条件を巧みに満たす

このクラスのSUVは、乗りやすいサイズで支持層は広いものの、コスト要件が大きく、求められる条件を巧みに満たすことが難しい様子。しかし、アップデート後のオーストラルは、かなり高水準でまとめられている。

ハイブリッドは常用域で滑らかで、燃費は優秀。車内空間は広い側にあり、内装には高級感が漂い、インフォテインメント・システムの操作性も良い。乗り心地は硬めだが、操縦性も好ましい。価格価値にも優れる。

ルノー・オーストラル 1.2 E-テック・アイコニック・エスプリアルピーヌ(英国仕様)
ルノー・オーストラル 1.2 E-テック・アイコニック・エスプリアルピーヌ(英国仕様)

競合を抑える、競争力を得たといっていい。今後、販売数を伸ばす可能性はあるだろう。

◯:滑らかで燃費の良いハイブリッド 扱いやすいグーグル・ベースのインフォテインメント・システム 運転の邪魔にならない運転支援システム
△:安価なマイルド・ハイブリッド版が英国では売られていない 硬い乗り心地

ルノー・オーストラル 1.2 E-テック・アイコニック・エスプリアルピーヌ(英国仕様)のスペック

英国価格:3万8695ポンド (約805万円)
全長:4533mm
全幅:1830mm
全高:1618mm
最高速度:180km/h
0-100km/h加速:8.4秒
燃費:20.9km/L
CO2排出量:108g/km
車両重量:1538kg
パワートレイン:直列3気筒1199cc ターボチャージャー+電気モーター+ISG
使用燃料:ガソリン
駆動用バッテリー:1.7kWh
最高出力:198ps(システム総合)
最大トルク:−kg-m
ギアボックス:5速オートマティック(エンジン)+2速オートマティック(モーター)/前輪駆動

ルノー・オーストラル 1.2 E-テック・アイコニック・エスプリアルピーヌ(英国仕様)
ルノー・オーストラル 1.2 E-テック・アイコニック・エスプリアルピーヌ(英国仕様)

記事に関わった人々

  • 執筆

    イリヤ・バプラート

    Illya Verpraet

    役職:ロードテスター
    ベルギー出身。AUTOCARのロードテスターとして、小型車からスーパーカーまであらゆるクルマを運転し、レビューや比較テストを執筆する。いつも巻尺を振り回し、徹底的な調査を行う。クルマの真価を見極め、他人が見逃すような欠点を見つけることも得意だ。自動車業界関連の出版物の編集経験を経て、2021年に AUTOCAR に移籍。これまで運転した中で最高のクルマは、つい最近までトヨタGR86だったが、今はE28世代のBMW M5に惚れている。
  • 翻訳

    中嶋けんじ

    Kenji Nakajima

    1976年生まれ。地方私立大学の広報室を担当後、重度のクルマ好きが高じて脱サラ。フリーの翻訳家としてAUTOCAR JAPANの海外記事を担当することに。目下の夢は、トリノやサンタアガタ、モデナをレンタカーで気ままに探訪すること。おっちょこちょいが泣き所。

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