メルセデスAMGが生んだ名車 20選(後編) C 55からSLS、現代のワンまで 「ガツン!」と効くハンマー
公開 : 2026.02.23 12:05
Mクラス
AMGがMクラスの派生モデルを初めて世に送り出したのは1999年だ。ML 55は5.4L V8エンジンを搭載し、347psを発生。当時のSUVとしては非常に高性能だった。
2007年のML 63(写真)では、6.2L M156 V8により大幅に加速性能を向上させている。さらにこれを凌駕したのが、2012年登場の次世代ML 63だ。5.5LツインターボV8を搭載し、標準仕様の出力は525psだが、AMGパフォーマンス・パッケージを装着すると557psに上昇。0-100km/h加速は4.7秒まで短縮された。

初代A 45
AMGといえば大排気量エンジンを専門とするイメージが強いが、2.0L直列4気筒エンジンこそ、同社の最も印象的な成果の1つである。
M270をベースにしたM133は、2012年にA 45および同等のCLA、GLAモデルに搭載され、360psを発揮した。この出力は数年後に380psに引き上げられた。

A 45
M133の後継機M139は、さらに強力だ。上位モデルでは最高出力422psを発生。四輪駆動とツインクラッチ式セミオートマティック・トランスミッションを組み合わせることで、A 45 Sは0-100km/h加速を3.9秒で達成する。

AMG GT
SLSに続き、メルセデスAMGが完全独自開発した2台目のモデルがAMG GTだ。4.0L M178ツインターボV8エンジンは「完全新規開発」と称されるが、4気筒のM133との近縁関係も認めている。出力は462psからGT RおよびGT Rプロ(写真)の585psまで幅広い。
競技専用のGT3バージョンには、SLSから流用した6.2L M159自然吸気V8エンジンが搭載されている。

A 35
2018年に登場したA 35は、実質的にA 45のジュニア版と言える。エンジンは依然として2.0L直列4気筒ターボだが、出力は306psとやや控えめである。
数年前ならホットハッチとして驚異的な数値だが、現代では決して珍しいものではない。AMGラインナップの中では、A 35はエントリーモデルとしてボトムを支えている。

メルセデスAMGワン
2017年、メルセデスAMGワンがフランクフルト・モーターショーで初公開された。開発はさまざまな理由で遅れていたが、特に問題となったのは、F1用の1.6Lエンジンを公道走行可能なハイパーカーに収めるという技術的な課題だった。
このエンジンは最大回転数1万1000rpmを誇り、単体で約680psを発生する。これに電気モーターが加わることで、総出力は1000psを超える。顧客への納車は2023年初頭にようやく開始され、275台が生産される予定だ。































