【今後は中東紛争も影響か】2026年2月期の新車販売台数 2カ月連続で前年実績割れ

公開 : 2026.03.03 11:45

業界団体関係者の声と今後

2026年2月期の新車販売について業界団体の関係者は、「新車販売は2025年12月期に登録車と軽自動車ともに回復したものの、2026年に入って登録車がマイナスに転じ、また軽自動車も伸び幅が縮小傾向にあるため、結果的にトータルでの新車販売は2カ月連続で前年実績を下回った。

ブランドでは日産自動車の登録車の復調が見えず、またホンダマツダスバルも劣勢が続いている」と指摘する。

業界団体の関係者は、日産自動車の登録車復調が見えないと指摘する。
業界団体の関係者は、日産自動車の登録車復調が見えないと指摘する。    日産自動車

今後に関しては、「市場の新車需要は安定して推移しているものの、実質賃金のマイナス傾向は続き、また幅広い分野で値上げの動きが加速していることから、今後の新車販売市場は予断を許さない状況。

原材料費および輸送費の高騰による車両価格の上昇や、消費者のクルマに対する低価格志向の強まりなども、市場全体としてはマイナス要素になる。

中東紛争の激化による原油価格の高騰懸念や、中国の日本に対するレアアース輸出規制に伴う半導体不足なども気になるところ。

一方で今春には販売台数を増やしそうな新型車や特別仕様車が順次発売され、また各ブランドが年度末商戦のキャンペーンを積極展開する見込みなので、これらの施策がどれだけ新車市場を引っ張っていくかがポイント」と示唆した。

記事に関わった人々

  • 執筆

    大貫直次郎

    Naojiro Onuki

    1966年型。早稲田大学卒業後、自動車専門誌や一般誌などの編集記者を経て、フリーランスのエディトリアル・ライターに。愛車はポルシェ911カレラ(930)やスバル・サンバー(TT2)などのほか、レストア待ちの不動バイク数台。著書に光文社刊『クルマでわかる! 日本の現代史』、アシェット・コレクションズ・ジャパン刊『国産名車コレクション』シリーズなど。
  • 編集

    AUTOCAR JAPAN

    Autocar Japan

    世界最古の自動車雑誌「Autocar」(1895年創刊)の日本版。

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