7シーター・スーパーカー ルーシッド・グラビティ 7シート(2) 電気技術の1つの高み 競合より速く、広く、航続距離も長い

公開 : 2026.04.24 18:10

電気自動車技術の1つの高みにある

バッテリーEVへのシフトは進んでいても、高級SUV市場は決して大きくない。既にドイツでは販売が始まっているが、英国へ導入される可能性は不透明。しかし、ひと回り小さなルーシッド・コスモスが、提供されないとは考えにくい。

経営的な問題を抱えているルーシッド社ながら、グラビティの完成度は非常に高い。電気自動車技術の、1つの高みにあるだろう。競合より速く、車内空間は広く、航続距離も長い。島国の道へ適した、コスモスへの期待を大きく高める存在といえる。

ルーシッド・グラビティ・グランドツーリング 7シート(欧州仕様)
ルーシッド・グラビティ・グランドツーリング 7シート(欧州仕様)

◯:印象的なほど広い車内 高速で高効率 車重を感じさせない操縦性 快適な乗り心地 個性的で上質なインテリア 急速充電の速さ
△:タッチモニターのメニューが複雑 実質的にワンペダルドライブのみの回生ブレーキ制御 右ハンドル車の設定なし

ルーシッド・グラビティ・グランドツーリング 7シート(欧州仕様)のスペック

ドイツ価格:11万9700ユーロ(約2514万円/試乗車)
全長:5030mm
全幅:2000mm
全高:1660mm
最高速度:249km/h
0-100km/h加速:3.6秒
航続距離:711-745km(ホイールサイズによる)
電費:5.3-5.4km/kWh(ホイールサイズによる)
CO2排出量:−g/km
車両重量:2749kg
パワートレイン:ツイン永久磁石同期モーター
駆動用バッテリー:123kWh
急速充電能力:160kW(DC)
最高出力:838ps
最大トルク:170.0kg-m
ギアボックス:1速リダクション/前輪駆動

ルーシッド・グラビティ・グランドツーリング 7シート(欧州仕様)
ルーシッド・グラビティ・グランドツーリング 7シート(欧州仕様)

記事に関わった人々

  • 執筆

    イリヤ・バプラート

    Illya Verpraet

    役職:ロードテスター
    ベルギー出身。AUTOCARのロードテスターとして、小型車からスーパーカーまであらゆるクルマを運転し、レビューや比較テストを執筆する。いつも巻尺を振り回し、徹底的な調査を行う。クルマの真価を見極め、他人が見逃すような欠点を見つけることも得意だ。自動車業界関連の出版物の編集経験を経て、2021年に AUTOCAR に移籍。これまで運転した中で最高のクルマは、つい最近までトヨタGR86だったが、今はE28世代のBMW M5に惚れている。
  • 翻訳

    中嶋けんじ

    Kenji Nakajima

    1976年生まれ。地方私立大学の広報室を担当後、重度のクルマ好きが高じて脱サラ。フリーの翻訳家としてAUTOCAR JAPANの海外記事を担当することに。目下の夢は、トリノやサンタアガタ、モデナをレンタカーで気ままに探訪すること。おっちょこちょいが泣き所。

ルーシッド・グラビティ 7シートの前後関係

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