2026年欧州版 最も注目すべきステーションワゴン 10選 乗り心地が良く荷物もたっぷり積める万能車

公開 : 2026.04.19 11:45

2. BMW 3シリーズ・ツーリング

デザイン:8点 インテリア:8点 パフォーマンス:8点 乗り心地&ハンドリング:9点 コスト:8点
長所:優れたドライビング・ダイナミクス 世界最高水準のパフォーマンスと経済性の融合 便利なガラスハッチ
短所:価格が高くなりつつある トランスミッションの反応がもう少し機敏であればよかった Mスポーツサスペンション(パッシブ式)では乗り心地が荒くなりがち
最大の特徴:オールラウンドな能力

BMW 3シリーズ・ツーリングは、兄貴分の5シリーズ・ツーリングの強みをよりコンパクトなボディに凝縮している。

2. BMW 3シリーズ・ツーリング
2. BMW 3シリーズ・ツーリング

「どれだけハードに走らせても、パワフルで安定感があり、後輪駆動のスポーツセダンらしいハンドリングを維持する」
――イリヤ・バプラート(UK記者)

価格帯を問わず、これほど運転の楽しいステーションワゴンは稀だ。俊敏性、ドライバーとの一体感、そして程よいボディサイズが相まって、舗装路ならどこでも本領を発揮する。

乗り心地は他車よりやや硬めだが、その堅牢な感覚と優れた洗練性のおかげで、のんびり走りたい時でもリラックスできる。

3シリーズはインテリアも豪華で仕上げも上質だ。トランク容量は後部座席を倒さずに500L(PHEVは410L)を確保できる。2022年のマイナーチェンジでは主にインテリアが改良され、巨大な曲面スクリーンを獲得した一方で、多くの物理的な操作系を失った。

AUTOCAR UK編集部はBMWの最新「iドライブ」の大ファンというわけではないが、少なくともお馴染みのロータリーコントローラーの存在が多くの欠点を補っている。

英国ではエンジンラインナップが大幅に縮小された。現在、2.0Lガソリンと2.0LのPHEVで構成されているが、直列6気筒ガソリンエンジンのM340iを選択することもできる。

そして、最高出力510psのM3ツーリングもラインナップに加わっている。M3セダンの驚異的な速さと安定感を備えつつ、さらに実用性も高めている。もっと濃厚なパフォーマンスを求めるなら、550psのM3 CS ツーリングがスリルある走りを見せてくれる。

3. フォルクスワーゲンID.7ツアラー

デザイン:8点 インテリア:9点 パフォーマンス:8点 乗り心地とハンドリング:8点 コスト:9点
長所:この価格帯のEVで最も乗り心地が良い リムジン並みの室内空間を備え、非常に実用的 きびきびとしたハンドリングと運転のしやすさは、昔ながらのフォルクスワーゲンらしい
短所:インフォテインメントの操作性は改善されたが、依然として使いづらいところがある 主観的な面白味や魅力という点では、特に刺激的な製品とは言えない 価格が高め
最大の特徴:完全電動のステーションワゴン

フォルクスワーゲン初の電動ステーションワゴンであるID.7ツアラーには、多くの魅力が詰まっている。

3. フォルクスワーゲンID.7ツアラー
3. フォルクスワーゲンID.7ツアラー

「ID.7は、このクラスにおいて間違いなく最もバランスの取れたパッケージだ」
――マット・ソーンダース(UK編集者)

640kmを超える航続距離と最大200kWの充電速度を誇り、長距離通勤をするドライバーにとって最もバランスの取れた選択肢の1つだ。

英国では、最高出力286ps、最大トルク55.5kg-mのシングルモーター仕様が標準で、最上位には340psの四輪駆動のGTXモデルがラインナップされている。

ボディは大きく重量もあり、テスラモデル3やBMW i4といたセダンほどスポーティではないが、ID.7ツアラーはそれでも現在英国で販売されているステーションワゴン、そしてEVの中でも最もバランスの取れた1台だ。機敏な走りを感じさせ、十分なパワーがあり、コーナーでのグリップも良好だ。

ID.7ツアラーのトランク容量は545Lで、ID.7のセダンより13L大きい。後部座席を倒せば、1714Lまで拡大する。

記事に関わった人々

  • 執筆

    サム・フィリップス

    Sam Phillips

    役職:常勤ライター
    AUTOCARに加わる以前は、クルマからボート、さらにはトラックまで、EVのあらゆる側面をカバーする姉妹誌で働いていた。現在はAUTOCARのライターとして、トップ10ランキングや定番コンテンツの更新、試乗記や中古車レビューの執筆を担当している。最新の電動モビリティ、クラシックカー、モータースポーツなど、守備範囲は広い。これまで運転した中で最高のクルマは、1990年式のローバー・ミニ・クーパーRSP。何よりも音が最高。
  • 翻訳

    林汰久也

    Takuya Hayashi

    1992年生まれ。幼少期から乗り物好き。不動産営業や記事制作代行といった職を経て、フリーランスとして記事を書くことに。2台のバイクとちょっとした模型、おもちゃ、ぬいぐるみに囲まれて生活している。出掛けるときに本は手放せず、毎日ゲームをしないと寝付きが悪い。イチゴ、トマト、イクラなど赤色の食べ物が大好物。仕事では「誰も傷つけない」「同年代のクルマ好きを増やす」をモットーにしている。

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