ホンダ・シビックに新スポーツグレード『e:HEV RS』登場! プレリュードに続きS+シフト搭載 サウンドも走りも感動レベルに
公開 : 2026.04.23 11:00
より精悍なイメージに仕上げられている
プレリュードと共通となるDシェイプ形ステアリングホイールの先には、視認性に優れたメーターパネルが備わっている。ホンダS+シフトがオンの状態ではエンジン回転数に連動したパワーメーターが表示され、パドルを操作しマニュアルシフト的な感覚を楽しむ時には、ギア段数が表示されることも嬉しい。
ただし、パドル自体のサイズはやや小さめで、ステアリングを切り込みながらのパドル操作にやや難を感じたのが正直な感想だ。

エクステリアはそれぞれブラックにペイントされたヘッドライトリングやアッパーサイドガーニッシュ、バンパーロアガーニッシュ、シャークフィン、そしてマットブラックの18インチ径ホイールなどで、より精悍なイメージに仕上げられている。
インテリアのフィニッシュも実にスポーティな演出だ。それを考えるとセンターモニターなどは、現代のモデルには必要不可欠なアイテムではあるけれど、ドライビングへと没入するためには無粋な装備のようにさえ思えてくるから不思議だ。
ドライバーの感性を大いに刺激
今回用意された試乗時間は長くなかったため、最初からホンダS+シフトのスイッチをオンにしてドライブを始めることにした。
そのシフト制御はなかなかに魅力的で、特にシフトダウン時に感じる『レブマッチダウン制御』は、ドライバーの感性を大いに刺激してくれる。

ちなみにパドルによるマニュアル操作を行わなくても、コーナリング手前では車速の変化などに応じて最適な仮想ギア段数へとダウンシフトする『アーリーダウン制御』、そしてコーナリング中にはそのギアをホールドする『コーナリングホールド制御』が実行される。
率直な感想としては、前者にはもう少し積極的な、表現を変えるのならばよりアグレッシブな制御が欲しかったところ。一方で、新たにこのe:HEV RSではマルチスピーカー化された『アクティブサウンドコントロール』によるサウンドの演出は、迫力、軽快感ともに十分に満足できるものだった。
特に印象的なステアリングの応答性と正確さ
コーナリング性能は、これまでのガソリンエンジン仕様のRSをはるかに凌ぐものだ。
特に印象的だったのはステアリングの応答性と正確さで、加えてスプリングやスタビライザーの剛性がアップされたほか、ダンパーのバルブ最適化、前後のコンプライアンスブッシュの剛性までもが見直されたことで、きわめてスポーティで、そして上質感のあるコーナリングが演出されている。

狙ったラインを確実に、まさにオンザレール感覚でクリアしていく一連のプロセスは、間違いなくスポーツ志向のユーザーの心を捉えてくれるはず。
『いったいホンダは何というニューモデルを生み出してくれたのか』。ドライブ中に常に意識していたのは、この言葉に象徴される感動だけだった。
正式な発表を経て、シビックe:HEV RSがオンロードを走る準備が整ったのならば、必ずもう一度そのステアリングを握ってみたい。その日が訪れるのが今から楽しみになるテストドライブとなった。

































































