クアドリフォリオも継続! アルファ・ロメオ新型『ジュリア』と『ステルヴィオ』の全貌とは 2028年登場予定

公開 : 2026.04.28 07:45

パワートレインのラインナップ

新型のジュリアとステルヴィオには、アルファ・ロメオ史上最多となるパワートレインラインナップが用意される。

ターボチャージャー付き4気筒ガソリンエンジンから始まる見込みだが、排出ガスを低減するため、これらにはマイルドハイブリッド化されるだろう。

アルファ・ロメオ・ジュリアのエンジン
アルファ・ロメオ・ジュリアのエンジン

PHEVモデルにどのようなパワートレインが搭載されるかはまだ定かではないが、オペル/ヴォグゾールグランドランドなど、他のSTLAプラットフォームベースのPHEVで見られる合計出力225psのバージョンが採用される可能性がある。1.6L直列4気筒ターボガソリンエンジンに後輪用電気モーターと21kWhのバッテリーを組み合わせ、約80kmの電気走行距離を実現するものだ。

EVモデルに関しては、STLAラージ・プラットフォームは85〜118kWhの容量を持つバッテリーパックに対応している。これにより、最も効率の良い仕様では640km以上の航続距離が実現する見込みだ。強力なライバル、特に公称航続距離900kmを誇る新型BMW i3との競争力を維持する上で重要なポイントとなる。

四つ葉のクローバーが電動化

パフォーマンス志向のファンにとって朗報なのは、ジュリアとステルヴィオの最上位モデルとしてクアドリフォリオ(QV)バージョンが引き続き用意され、EVと内燃機関の両方が展開される点だ。

ステランティスによれば、STLAラージを採用した最速のEVは、0-100km/h加速タイムを約2.0秒で達成可能だという。これは、現行のV6ガソリンエンジン搭載ジュリアQV(3.8秒)およびステルヴィオQV(3.9秒)のほぼ半分のタイムである。

アルファ・ロメオ・ステルヴィオ・クアドリフォリオ
アルファ・ロメオ・ステルヴィオ・クアドリフォリオ

同プラットフォームを採用した初の高性能モデルである米国市場向けのダッジ・チャージャー・デイトナEVは、デュアルモーターにより最大680psを発揮する。

この出力であれば、EVのクアドリフォリオは、ヒョンデ・アイオニック6 Nやポルシェ・マカン・エレクトリックの最上位モデルに比肩できるだろう。以前、ジュリアQVが3モーターにより最大1000psを発揮する可能性が示唆されていたが、ステランティス傘下で現在これほどの出力を備えたモデルは存在しない。

一報、内燃機関を搭載するクアドリフォリオについては、現行モデルと同様に520psの2.9L V6エンジンを継続使用すると見られている。特筆すべきは、このパワートレインが最近、新しいユーロ7排出ガス規制に適合した点だ。

しかし、一部の情報筋によると、アルファ・ロメオは他の選択肢も検討しており、その中にはチャージャー・デイトナのガソリンモデルに採用されている557psのツインターボ3.0L直列6気筒エンジンも含まれるという。ただし、排出ガス規制のため、このようなバージョンは米国など特定の市場でのみ販売される可能性がある。

記事に関わった人々

  • 執筆

    ウィル・リメル

    Will Rimell

    役職:ニュース編集者
    ニュース編集者としての主な業務は、AUTOCARのニュースの方向性を決定すること、業界トップへのインタビュー、新車発表会の取材、独占情報の発掘など。人と話したり質問したりするのが大好きで、それが大きなニュースにつながることも多い。これまで運転した中で最高のクルマは、アルピーヌA110。軽快な動きと4気筒とは思えないサウンドが素晴らしい。
  • 翻訳

    林汰久也

    Takuya Hayashi

    1992年生まれ。幼少期から乗り物好き。不動産営業や記事制作代行といった職を経て、フリーランスとして記事を書くことに。2台のバイクとちょっとした模型、おもちゃ、ぬいぐるみに囲まれて生活している。出掛けるときに本は手放せず、毎日ゲームをしないと寝付きが悪い。イチゴ、トマト、イクラなど赤色の食べ物が大好物。仕事では「誰も傷つけない」「同年代のクルマ好きを増やす」をモットーにしている。

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