クアドリフォリオも継続! アルファ・ロメオ新型『ジュリア』と『ステルヴィオ』の全貌とは 2028年登場予定

公開 : 2026.04.28 07:45

ゲームチェンジャーとなる技術

ジュリアとステルヴィオは、ステランティスの新しいソフトウェアプラットフォームであるSTLAブレイン(STLA Brain)を最初に採用するモデルとなる。アルファ・ロメオによると、特に高性能モデルにおいて、より柔軟なダイナミクス特性が実現可能になるという。

STLAブレインは先進的な集中型車載コンピューターで、人工知能を活用して、シャシーのダイナミクス、トルクベクタリング、アクティブサスペンションの減衰力をリアルタイムで制御する。

アルファ・ロメオ・ステルヴィオのインテリア
アルファ・ロメオ・ステルヴィオのインテリア

これにより、EVモデルは電動パワートレインによる重量増を相殺しつつ、より軽量な内燃機関搭載モデルと同等の走行性能を実現できるという。また、OTA(無線)アップデートにより、顧客への納車後もさらなる改良が施される予定だ。

STLAブレインは、次世代のARヘッドアップディスプレイの駆動も担う見込みだ。特にサーキット走行愛好家にとって注目すべきは、前方の路面に「ゴーストカー」を投影したり、最適なブレーキングポイントやレーシングラインを表示したりすることができる点だ。

800Vシステムの利点

STLAラージ・プラットフォームは、ステランティスとして初となる800Vの高電圧システムに対応している。充電速度が大幅に向上し、現在のステランティス製EVで最速とされる270kWを上回る可能性が高い。

高電圧化は、クアドリフォリオにとっても重要な意味を持つ。配線を細くでき、軽量化につながるためだ。

ジュリアとステルヴィオの両モデルは、同じくSTLAラージをベースとするマセラティのモデルと共に、イタリアのカッシーノ工場で生産される予定だ。

記事に関わった人々

  • 執筆

    ウィル・リメル

    Will Rimell

    役職:ニュース編集者
    ニュース編集者としての主な業務は、AUTOCARのニュースの方向性を決定すること、業界トップへのインタビュー、新車発表会の取材、独占情報の発掘など。人と話したり質問したりするのが大好きで、それが大きなニュースにつながることも多い。これまで運転した中で最高のクルマは、アルピーヌA110。軽快な動きと4気筒とは思えないサウンドが素晴らしい。
  • 翻訳

    林汰久也

    Takuya Hayashi

    1992年生まれ。幼少期から乗り物好き。不動産営業や記事制作代行といった職を経て、フリーランスとして記事を書くことに。2台のバイクとちょっとした模型、おもちゃ、ぬいぐるみに囲まれて生活している。出掛けるときに本は手放せず、毎日ゲームをしないと寝付きが悪い。イチゴ、トマト、イクラなど赤色の食べ物が大好物。仕事では「誰も傷つけない」「同年代のクルマ好きを増やす」をモットーにしている。

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