最高出力は1100ps超? 『メルセデスAMG GT 4ドアクーペ』量産版プロトタイプ 特性は729通りに調整可能 ブランド再出発を象徴
公開 : 2026.05.12 18:05
ドライバーの意図を汲み取るリアアクスル
ステアリングホイール裏のパドルで、擬似的な変速も可能。ここでも、人工サウンドが効果的に機能する。メーターパネルへ描かれるタコメーターは、まるで回転数を機械的に拾うように細かく震える。お好みでなければ、静寂の中で走ることもできるが。
タイトコーナーでアクセルペダルを踏み込むと、リアタイヤがラインを引き締め、フロントタイヤの負荷を分散。更に角度を深めると、滑らかにテールスライド。極めて手懐けやすく、右足を戻せば、穏やかなコーナリングへ自然に戻る。

この能力の幅こそ、次世代の真骨頂だろう。リアアクスルは、ドライバーの意図を汲み取り、自在な操縦を可能としている。お節介さは皆無に、運転の喜びを高めている。
サスペンションは、アクティブライド・コントロール・エアスプリングが標準。ダンパーは相互リンクされ、セミアクティブ・アンチロール機能を実装する。その結果、望まない硬さを排除しつつ、フラットな姿勢制御を叶えている。
先代をEVにしたものとは根本的に異なる
ボディは偽装されていたが、流麗なルーフラインは一目瞭然。現行のGT 4ドアクーペより低く長く、幅も広い。アクティブエアロが、カムテール風のリアに備わる。
インテリアも偽装されていたが、低くゆったり座る運転姿勢は従来通り。センターコンソールは左右のシートを仕切るように高く、コクピット感を強める。手元には、先述のコントローラーが3つ並ぶ。ダイヤルを回すと、機械的な感触を伴い心地良い。

ドライバー正面には、10.2インチのメーター用モニター。ダッシュボード中央には14.0インチのタッチモニターがあり、助手席側にも3面目が備わる。後席は、傾斜したルーフから想像するより広い。心地よい春の日差しが、天井のガラスから差し込む。
次世代GT 4ドアクーペは、先代をEVにしたものとは根本的に異なるだろう。操縦性や一体感を重視しつつ、一層のメルセデスAMGらしさも追求されている。ブランドの重大な再出発を象徴するモデルが、まもなく姿を表す。
メルセデスAMG GT 4ドアクーペ(プロトタイプ)のスペック
英国価格:約20万ポンド(約4200万円/予想)
全長:−mm
全幅:−mm
全高:−mm
最高速度:305km/h(予想)
0-100km/h加速:2.2秒(予想)
航続距離:−km
電費:−km/kWh
CO2排出量:−g/km
車両重量:2200kg(予想)
パワートレイン:トリプル・アキシャルフラックスモーター
駆動用バッテリー:100.0kWh(予想)
急速充電能力:500kW(DC)
最高出力:1115ps(予想)
最大トルク:124.2kg-m(予想)
ギアボックス:1速リダクション/四輪駆動













































































































