毎日に「ちょうどイイ」 シトロエンe-C3 マックス(2) 移動する自由を生む個性 航続距離を補うお手頃価格

公開 : 2026.06.01 18:10

毎日に「ちょうどイイ」小柄なシトロエン

個性的なスタイリングへ惹かれる、小柄なe-C3。巧妙なパッケージングでゆとりある車内空間を内包し、平均以上の運転体験も享受できる。

最新技術や高級素材、溢れんばかりの馬力、余裕の航続距離などを得られるモデルではない。目線を集める容姿ではないかもしれない。だが、ユーザーが本当に必要とするものを備え、すべての機能が適切に動作し、気軽に運転しやすい。

シトロエンe-C3 マックス(英国仕様)
シトロエンe-C3 マックス(英国仕様)

ヒトコトで表現するなら、毎日に「ちょうどイイ」。歴史あるブランドの安価なEVとして、選びたいと思わせる要素は多い。加えて、お値段も大きな強み。シトロエンの可能性を、体現したモデルなように思う。

◯:概ね快適な乗り心地 広々とした車内空間 運転のしやすさ 価格以上の価値
△:長くはない航続距離 少々シンプルすぎるパワートレイン技術

シトロエンe-C3 マックス(英国仕様)のスペック

英国価格:2万3795ポンド(約500万円)
全長:4015mm
全幅:1755mm
全高:1577mm
最高速度:135km/h
0-100km/h加速:10.4秒
航続距離:320km
電費:5.7km/kWh
CO2排出量:−g/km
車両重量:1416kg
パワートレイン:永久磁石同期モーター
駆動用バッテリー:43.7kWh
急速充電能力:100kW(DC)
最高出力:112ps
最大トルク:12.6kg-m
ギアボックス:1速リダクション/前輪駆動

シトロエンe-C3 マックス(英国仕様)
シトロエンe-C3 マックス(英国仕様)

記事に関わった人々

  • 執筆

    マット・ソーンダース

    Matt Saunders

    役職:ロードテスト編集者
    AUTOCARの主任レビュアー。クルマを厳密かつ客観的に計測し、評価し、その詳細データを収集するテストチームの責任者でもある。クルマを完全に理解してこそ、批判する権利を得られると考えている。これまで運転した中で最高のクルマは、アリエル・アトム4。聞かれるたびに答えは変わるが、今のところは一番楽しかった。
  • 執筆

    マーク・ティショー

    Mark Tisshaw

    役職:編集者
    自動車業界で10年以上の経験を持つ。欧州COTYの審査員でもある。AUTOCARでは2009年以来、さまざまな役職を歴任。2017年より現職の編集者を務め、印刷版、オンライン版、SNS、動画、ポッドキャストなど、全コンテンツを統括している。業界の経営幹部たちには定期的にインタビューを行い、彼らのストーリーを伝えるとともに、その責任を問うている。これまで運転した中で最高のクルマは、フェラーリ488ピスタ。また、フォルクスワーゲン・ゴルフGTIにも愛着がある。
  • 執筆

    ジャック・ウォリック

    Jack Warrick

    役職:常勤ライター
    クルマだけでなく、英国のローカルニュースとスポーツ報道にも精通し、これまで出版物、ラジオ、テレビなど、さまざまなコンテンツ制作に携わってきた。フォルクスワーゲン・グループの小売業者向けニュースウェブサイトの編集者を務めた後、2021年にAUTOCARに移籍。現在はその幅広い経験と知識を活かし、主にニュース執筆やSNSの運営を担当している。これまで運転した中で最高のクルマは、トヨタGRヤリス。一番のお気に入りだ。
  • 翻訳

    中嶋けんじ

    Kenji Nakajima

    1976年生まれ。地方私立大学の広報室を担当後、重度のクルマ好きが高じて脱サラ。フリーの翻訳家としてAUTOCAR JAPANの海外記事を担当することに。目下の夢は、トリノやサンタアガタ、モデナをレンタカーで気ままに探訪すること。おっちょこちょいが泣き所。

シトロエンe-C3 マックスの前後関係

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