古き良き雰囲気漂うスーパーカー マセラティMCプーラ・チェロ(1) 電動化されていない後輪駆動モデルで、英国有数のUFO目撃多発地帯へ

公開 : 2026.06.23 18:05

演出的なサウンドとともに目覚めるV6エンジン

ライアルご自身も、隣町でUFOを目撃している。「自分は(南西に下った)マンチェスターで、銀色の球体がゆっくり空を横切るのを見ました。エンジンのようなものは何もなく、高度的にかなり大きな物体だったはずです」

彼へ別れの挨拶をし、MCプーラ・チェロのガルウイングドアを開く。ブルーのスタートボタンを押すと、演出的なサウンドとともにV6エンジンが目覚める。UFOの話を聞いて、自分も見てみたいような、ここから直ぐに去りたいような、不思議な気分にある。

ウェスト・ヨークシャー州を走るマセラティMCプーラ・チェロ。
ウェスト・ヨークシャー州を走るマセラティMCプーラ・チェロ。    シム・メイニー(Sim Mainey)

ソフトトップを開き、四角く整理された街区を流しながら撮影していると、住人の驚きを交えた呟きが耳に届く。こうした地方の町を走る場合、存在感はもう少し控えめでいいかもしれない。

カメラマンを助手席に乗せて、ゴッドフリーが宙に浮かぶ物体を目撃した場所へ向かうことにした。

撮影:シム・メイニー(Sim Mainey)

この続きは、マセラティMCプーラ・チェロ(2)にて。

記事に関わった人々

  • 執筆

    スティーブン・ドビー

    Stephen Dobie

    英国編集部ライター
  • 翻訳

    中嶋けんじ

    Kenji Nakajima

    1976年生まれ。地方私立大学の広報室を担当後、重度のクルマ好きが高じて脱サラ。フリーの翻訳家としてAUTOCAR JAPANの海外記事を担当することに。目下の夢は、トリノやサンタアガタ、モデナをレンタカーで気ままに探訪すること。おっちょこちょいが泣き所。

マセラティMCプーラ・チェロの前後関係

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