ホンダ・スーパーワン(1) 突如降り注いだAセグ希望の光 愛嬌漂うアグレッシブボディ 英国でも知られる巧妙なパッケージング

公開 : 2026.06.29 18:05

シートベースごと跳ね上げられる後席

ダッシュボードまわりは明らかに価格重視で、硬いままのプラスティック製部品が多い。それでも、表面の処理に配慮され品質は高く、チープさは薄いと思う。3層構造で小物トレイがあり、カップホルダーは便利な位置に。グローブボックスも大きい。

エアコンやシートヒーター、ボリューム、ドライブモードなどには、物理ボタンが与えられている。メーター用モニターは7インチで、グラフィックはベーシック。タッチモニターのシステムは少し前世代的で、スマホとのミラーリングが活躍するだろう。

ホンダ・スーパーワン(スーパーN/英国仕様)
ホンダ・スーパーワン(スーパーN/英国仕様)

ステアリングホイールは丸く、リムは握りやすいレザー巻き。フロントシートはN-ONE e:と別物のバケット状で、座り心地やサポート性が良い。ホワイトの合皮とブラックのマイクロファイバー、ブルーのクロスというコーディネートもスポーティだ。

後席は背もたれが倒れるだけでなく、シートベースごと跳ね上げられ、自転車を積めるほどの空間を作れることも特長。後席後方の荷室は162Lと、普段使いには充分なはず。

気になる走りの印象とスペックは、ホンダ・スーパーワン(2)にて。

記事に関わった人々

  • 執筆

    イリヤ・バプラート

    Illya Verpraet

    役職:ロードテスター
    ベルギー出身。AUTOCARのロードテスターとして、小型車からスーパーカーまであらゆるクルマを運転し、レビューや比較テストを執筆する。いつも巻尺を振り回し、徹底的な調査を行う。クルマの真価を見極め、他人が見逃すような欠点を見つけることも得意だ。自動車業界関連の出版物の編集経験を経て、2021年に AUTOCAR に移籍。これまで運転した中で最高のクルマは、つい最近までトヨタGR86だったが、今はE28世代のBMW M5に惚れている。
  • 翻訳

    中嶋けんじ

    Kenji Nakajima

    1976年生まれ。地方私立大学の広報室を担当後、重度のクルマ好きが高じて脱サラ。フリーの翻訳家としてAUTOCAR JAPANの海外記事を担当することに。目下の夢は、トリノやサンタアガタ、モデナをレンタカーで気ままに探訪すること。おっちょこちょいが泣き所。

ホンダ・スーパーワンの前後関係

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