ハイブリッドなしで約500kg軽量化!『ベントレー・スーパースポーツ』を東京タワーで日本初公開 限定500台は瞬時完売

公開 : 2026.06.25 12:05

よりドライバー指向なモデル、コンチネンタルGTS

コンチネンタルGTのラインナップに新たに加わったGTSは、ラグジュアリー系の『アズール』とハイパワースポーツ系の『マリナー』、『スピード』との中間に位置するモデルだ。標準のGTよりパワフルだが、よりドライバー指向なモデルとしている。

4LのV8ツインターボにモーターを組み合わせたハイブリッドシステムはシステム総合で680psの最高出力と930Nmの最大トルクを発生。0→60mph(約96km/h)加速は3.3秒、最高速度は308km/hに達する。また、モーターのみで50マイル(約80km)の走行も可能だ。シャシーはGTスピードと同じものを採用し、4WSや電子制御LSDなども装備する。

E5系新幹線カラーにラッピングされたという、新型コンチネンタルGTSが渋谷の街を走行。
E5系新幹線カラーにラッピングされたという、新型コンチネンタルGTSが渋谷の街を走行。    ベントレー・モーターズ・ジャパン

見た目は標準モデルと大きく変わらないが、グロスブラックのマトリックスグリルやベルーガのアクセント、22インチのホイールなどで差別化。インテリアも専用のカラースプリットやダイナミカインサートなどは標準だが、オプションでのカスタマイズが可能だ。

9月発表のBEVに期待して欲しい

セイヤー氏は取材で、以下のように語っている。

「ベントレーはここ数年、ラグジュアリー指向だけでなくパフォーマンス指向にもラインナップを展開しています。それは地域にもよりますが、幅広いユーザーに対応していくためで、今年9月には初のバッテリーEVを発表します。パフォーマンス指向が強まっているように思えますが、決してラグジュアリーは犠牲にしていません」

来日したマイク・セイヤー氏(真ん中)に質問をする筆者(右)。
来日したマイク・セイヤー氏(真ん中)に質問をする筆者(右)。    ベントレー・モーターズ・ジャパン

「また、ベントレーにとってモータースポーツは大切な一部です。最近ではコンチネンタルGT3などでスポーツカーレースに参戦していましたが、コロナ禍以降、モータースポーツ活動は休止しています。コストの問題などもあり現段階では計画は未定となりますが、機会が見極められれば参戦したいと考えています」

「日本はベントレーにとって重要な市場であり、ここ数年はトラディショナル系のモデルが好調です。そこで今回は新しい層を増やすためにも、こうしたパフォーマンスモデルの展示を行いました。今後は既存のカスタマーにも喜んで頂きつつ、若い方にもベントレーを体験して頂きイメージを変えていきたいです」

「9月に登場する初のBEVは、恐らく、ベントレーらしいがBEVらしくないモデルと思われるかもしれません。静かでコンフォータブルで、ベントレーに相応しい、ブランドやバリューは変わらないモデルとなっています。ぜひ楽しみにしていて頂きたいです」

記事に関わった人々

  • 執筆 / 撮影

    篠原政明

    Masaaki Shinohara

    1958年生まれ。某自動車雑誌出版社をめでたく? 卒業し、フリーランスのライター&エディターに。この業界に永くいるおかげで、現在は消滅したものを含めて、日本に導入されている全ブランドのクルマに乗ってきた……はず。クルマ以外の乗りものもけっこう好きで、飛行機や鉄道、さらには軍事モノにも興味があるらしい。RJC会員。
  • 編集

    平井大介

    Daisuke Hirai

    1973年生まれ。1997年にネコ・パブリッシングに新卒で入社し、カー・マガジン、ROSSO、SCUDERIA、ティーポなど、自動車趣味人のための雑誌、ムック編集を長年担当。ROSSOでは約3年、SCUDERIAは約13年編集長を務める。2024年8月1日より移籍し、AUTOCAR JAPANの編集長に就任。左ハンドル+マニュアルのイタリア車しか買ったことのない、偏ったクルマ趣味の持ち主。

関連テーマ

おすすめ記事

 

人気記事