マツダ・ロードスターに特別仕様『PS』登場! 新色登場、静音タイヤ対応セッティングなど商品改良 昨年は過去最高の販売台数

公開 : 2026.06.26 11:30

車外騒音規制対応で静音タイヤを開発

また、車外騒音規制に対応させるために静音タイヤを開発。その特性に合わせたステアリングフィールの最適化を図り、従来型と変わらないセッティングにした。

さらに、サイレンサーの大型化や吸排気系に専用レゾネーターを新設計した音質のチューニングも行い、ソフトトップモデルではインダクションサウンドエンハンサーを標準化。これらにより、車外へのノイズは下げたが、走る楽しさは変えず、車内では加速時にサウンドを楽しめるという。

音質のチューニングを行い、インダクションサウンドエンハンサーを標準化。
音質のチューニングを行い、インダクションサウンドエンハンサーを標準化。    マツダ

価格はソフトトップが『S』(6速MT)の295万9000円から『RS』(6速MT)の374万円。RFが『RF S』(6速MT)の385万円から『RF RS』(6速MT)の436万7000円となっている。

昨年は過去最高の1万2台を販売

今回の商品改良に関する説明会では、最近のロードスター販売状況に関する振り返りもあった。

一般的にスポーツカーは発売初年度から2年目が販売のピークといわれているが、現行型の4代目(ND)ロードスターは2015年にデビューし既に12年目を迎える中で、昨年は過去最高となる1万2台という販売台数を記録した。

現行型ロードスターは12年目にして、昨年は過去最高の1万2台を販売した。
現行型ロードスターは12年目にして、昨年は過去最高の1万2台を販売した。    マツダ

所有者の年齢別では50歳代が約34%と一番多く、40歳代以上で全体の7割を占める。その一方で、20歳代の若年層も過去6年で2倍に増加。中でも女性の比率は年々上昇しており、この5年間で約5倍に増加している。

20歳代の女性から見たロードスターは、オシャレで軽快、運転を楽しめるクルマであり、それゆえ外観のスタイルや内装のデザイン、そして運転のしやすさに満足しているという。SNSなどをキッカケにロードスターに興味を持ち、購入する女性も少なくないようだ。

老若男女に愛されている

また、ロードスターは中古車市場でも人気があり、中でも20歳代以下の割合が高くなる。これは購入価格のハードルの低さによるものだろう。また、新車と中古車で男女比の差は見られず、どちらでも1割強を女性が占めている。新車でも中古車でも、ロードスターは老若男女に愛されているようだ。

さて、ロングセラーとなっている現行型ロードスターだが、そろそろ次期型の噂も聞こえてくる。だが事情通によると、2029年の誕生40周年記念モデルは現行型ロードスターがベースとなるらしい。となると、次期型は2030年以降の登場となりそうだ。

2029年で40周年となるマツダ・ロードスター(写真は2019年撮影)。次期型は2030年以降?
2029年で40周年となるマツダ・ロードスター(写真は2019年撮影)。次期型は2030年以降?    マツダ

果たして、パワートレインは電動化されるのか? まだまだ想像の域を出ない次期型ロードスターだが、『人馬一体』の走る楽しさを忘れないオープンスポーツカーであることは間違いないだろう。

マツダ・ロードスターPSのスペック

全長×全幅×全高:3915×1735×1235mm
ホイールベース:2310mm
車両重量:1030kg
エンジン:直列4気筒DOHC
総排気量:1496cc
最高出力:100kW(136ps)/7000rpm
最大トルク:152Nm(15.5kg-m)/4500rpm
トランスミッション:6速MT
駆動方式:FR
燃料/タンク容量:プレミアム/40L
WLTCモード燃費:16.9km/L
タイヤサイズ:195/50R16
価格:366万3000円

『マツダ・ロードスターPS』、価格は366万3000円となる。
『マツダ・ロードスターPS』、価格は366万3000円となる。    マツダ

記事に関わった人々

  • 執筆

    篠原政明

    Masaaki Shinohara

    1958年生まれ。某自動車雑誌出版社をめでたく? 卒業し、フリーランスのライター&エディターに。この業界に永くいるおかげで、現在は消滅したものを含めて、日本に導入されている全ブランドのクルマに乗ってきた……はず。クルマ以外の乗りものもけっこう好きで、飛行機や鉄道、さらには軍事モノにも興味があるらしい。RJC会員。
  • 編集

    平井大介

    Daisuke Hirai

    1973年生まれ。1997年にネコ・パブリッシングに新卒で入社し、カー・マガジン、ROSSO、SCUDERIA、ティーポなど、自動車趣味人のための雑誌、ムック編集を長年担当。ROSSOでは約3年、SCUDERIAは約13年編集長を務める。2024年8月1日より移籍し、AUTOCAR JAPANの編集長に就任。左ハンドル+マニュアルのイタリア車しか買ったことのない、偏ったクルマ趣味の持ち主。

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