8馬力のマイクロEV フィアット・トポリーノ(1) シトロエン・アミをイタリアンに クーラーなしでハンディファン前提のダッシュボード

公開 : 2026.07.23 18:05

ダッシュボードへ前提のスマホとハンディファン

インテリアも、概ねアミのまま。シートが2脚ぴったり並び、クッションは薄め。それでも買い物の足として、不満はないだろう。スライドできる運転席側が、ボディへ固定された助手席側より若干前寄りにあり、肩や肘がぶつかるのを防いでいる。

助手席側は、つま先の空間に余裕があるが、荷物置き場も兼ねている。バックミラーはなく、ドアミラーの角度調整は手動。サイドウインドウは、下半分が跳ね上がる。

フィアット・トポリーノ(欧州仕様)
フィアット・トポリーノ(欧州仕様)

ダッシュボードにタッチモニターはないものの、スマートフォンのホルダーがあり、ナビに利用できる。キーを挿してひねると、パワーオン。車載機能と、そのスイッチ類は必要最低限しかなく、冷間時のヒーターはジェットエンジンのようにうるさい。

クーラーは備わらず、ハンディファンを設置できるよう、マウントが備わる。夏場には、かなり重宝するはず。バッグのような、「ドルチェ・ヴィータ・ボックス」という名の収納がフロントガラス付け根にあり、グローブボックスを兼ねている。

気になる走りの印象とスペックは、フィアット・トポリーノ(2)にて。

記事に関わった人々

  • 執筆

    ジェームス・アトウッド

    James Attwood

    役職:雑誌副編集長
    英国で毎週発行される印刷版の副編集長。自動車業界およびモータースポーツのジャーナリストとして20年以上の経験を持つ。2024年9月より現職に就き、業界の大物たちへのインタビューを定期的に行う一方、AUTOCARの特集記事や新セクションの指揮を執っている。特にモータースポーツに造詣が深く、クラブラリーからトップレベルの国際イベントまで、ありとあらゆるレースをカバーする。これまで運転した中で最高のクルマは、人生初の愛車でもあるプジョー206 1.4 GL。最近ではポルシェ・タイカンが印象に残った。
  • 翻訳

    中嶋けんじ

    Kenji Nakajima

    1976年生まれ。地方私立大学の広報室を担当後、重度のクルマ好きが高じて脱サラ。フリーの翻訳家としてAUTOCAR JAPANの海外記事を担当することに。目下の夢は、トリノやサンタアガタ、モデナをレンタカーで気ままに探訪すること。おっちょこちょいが泣き所。

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