2026年版 最も注目すべきディーゼル車 10選(前編) 風前の灯火だがメリット多数 イチオシはチェコ製ワゴン

公開 : 2026.07.20 11:25

4. メルセデス・ベンツEクラス – 最高のエグゼクティブ・ディーゼル車

デザイン:8点 インテリア:8点 パフォーマンス:8点 乗り心地&ハンドリング:8点 コスト:8点
長所:低燃費で扱いやすいエンジンラインナップ インテリアの品質と質感は価格に見合うもの 卓越したアダプティブ・クルーズ・コントロール
短所:乗り心地にムラがある ユーザーインターフェースが若干使いにくい かなり高価

世界で最も人気のある高級車の1つ、メルセデス・ベンツEクラス。現行モデルはその伝統を踏襲しつつ、新たな高みへと引き上げている。

4. メルセデス・ベンツEクラス
4. メルセデス・ベンツEクラス

つまり、快適性、実用性、品質、洗練性が織りなすお馴染みのバランスは健在で、特にディーゼルエンジン搭載モデルが際立っている。

「英国仕様のEクラスはすべて、ダッシュカム、ブラインドスポットモニター、アダプティブ・クルーズ・コントロールが標準装備されており、さらに緊急ブレーキ、車線維持アシスト、速度制限アシストも義務として備えている」
――イリヤ・バプラート(ロードテスター)

ラインナップは人気のマイルドハイブリッドモデル、E220dから始まる。基本的に前世代モデルと同様で、最高出力197psのエンジンと20psの電気モーターを搭載している。

エンスージアストにとっては、E450dの滑らかでシルキーな直列6気筒ディーゼルエンジンが魅力的だろう。最高出力372ps、最大トルク76.4kg-mを発生し、0-100km/加速は4.8秒。定速走行時の燃費は16.3km/lを達成する。

さらにE300deもある。これはディーゼルエンジンを搭載したPHEVというかなり珍しいモデルで、電気のみでの航続距離は109kmだ。

全体として、Eクラスは見た目も乗り心地も高級感に満ちている。価格は驚くほど高くなることもあるが、燃費性能、上質さ、そして走行性能を考えると、その価値は十分にありそうだ。

5. ランドローバーレンジローバー – 最高のラグジュアリー・ディーゼルSUV

デザイン:9点 インテリア:10点 パフォーマンス:9点 乗り心地&ハンドリング:10点 コスト:5点
長所:四輪操舵により、駐車が比較的容易 並外れた洗練性と遮音性 仕上げの美しいキャビン
短所:かなり高価な1台 D350の車重は2.6トンを超える 制動距離が長い

レンジローバーは、強力なエンジンラインナップも相まって、現在販売されているモデルの中でも最も高性能な1台だ。

5. ランドローバー・レンジローバー
5. ランドローバー・レンジローバー

ラインナップには、2種類のマイルドハイブリッド・ディーゼルエンジンが含まれる。最高出力300psのD300と、350psのD350だ。どちらも0-100km/h加速は6.4秒未満で、燃費は約13.5km/lを達成する。レンジローバーのサイズと重量を考えると、印象的な数値だ。

「車内の静粛性と乗り心地の安定性は、このクラスでは他に類を見ないほどであり、おそらく上のクラスに属するモデルと比べても遜色ないだろう」
――マット・ソーンダース(ロードテスト編集者)

レンジローバーの最大の魅力は、そのインテリアにある。非常に広々としていて快適で、最上級の品質を感じさせる。ゆったりとリラックスできる空間として設計されており、そのことは大きなシート、高級感あふれるデジタルスクリーン、そして内装材に表れている。

トランクも広々としており、通常時の容量は725L、後部座席を倒せば1841Lになる。すべての機能や操作がダッシュボード中央のタッチスクリーン経由で行われる点は少々気になるところだ。物理的なボタンやスイッチがあれば、使い勝手の面で格段に良くなるだろう。

よりスポーティな雰囲気を求めつつも、ラグジュアリー感やオフロード性能を犠牲にしたくないなら、レンジローバー・スポーツもまた優れた選択肢である。同じD300およびD350直列6気筒エンジンを選択可能で、同様に洗練され、快適かつダイナミックな走りを実現している。

記事に関わった人々

  • 執筆

    サム・フィリップス

    Sam Phillips

    役職:常勤ライター
    AUTOCARに加わる以前は、クルマからボート、さらにはトラックまで、EVのあらゆる側面をカバーする姉妹誌で働いていた。現在はAUTOCARのライターとして、トップ10ランキングや定番コンテンツの更新、試乗記や中古車レビューの執筆を担当している。最新の電動モビリティ、クラシックカー、モータースポーツなど、守備範囲は広い。これまで運転した中で最高のクルマは、1990年式のローバー・ミニ・クーパーRSP。何よりも音が最高。
  • 翻訳

    林汰久也

    Takuya Hayashi

    1992年生まれ。幼少期から乗り物好き。不動産営業や記事制作代行といった職を経て、フリーランスとして記事を書くことに。2台のバイクとちょっとした模型、おもちゃ、ぬいぐるみに囲まれて生活している。出掛けるときに本は手放せず、毎日ゲームをしないと寝付きが悪い。イチゴ、トマト、イクラなど赤色の食べ物が大好物。仕事では「誰も傷つけない」「同年代のクルマ好きを増やす」をモットーにしている。

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