2026年版 最も注目すべきディーゼル車 10選(前編) 風前の灯火だがメリット多数 イチオシはチェコ製ワゴン

公開 : 2026.07.20 11:25

2. BMW X5 – 最高のプレミアム・ディーゼルSUV

デザイン:9点 インテリア:7点 パフォーマンス:10点 乗り心地&ハンドリング:9点 コスト:8点
長所:力強く、高回転域までスムーズに回るエンジン 洗練されたダイナミックなハンドリング 優れたコネクティビティ
短所:インテリアは品質と使い勝手で一歩後退している 一部の競合SUVの方が実用的 燃費はそれほど良くない

BMWの内燃機関搭載SUVの中で2番目に大きいX5は、2種類のマイルドハイブリッドディーゼルに加え、電気走行が可能なPHEVも選択できる。いずれも3.0L直列6気筒ターボエンジンを搭載しているため、とてもパワフルだ。

2. BMW X5
2. BMW X5

「この世代のX5で新採用されたのは2アクスル・エアサスペンションで、30dおよび40dディーゼルモデルではオプションだが、50e PHEVでは標準装備となっている」
――マット・ソーンダース(ロードテスト編集者)

X5 xドライブ30dは最高出力298psと最大トルク66.2kg-mを発生し、2トン近い車重でありながら0-100km/h加速6.1秒と快速だ。X5 xドライブ40dは352psと71.3kg-mを誇り、0-100km/h加速5.5秒とより力強い走りを見せる。

BMWの公称値では両モデルとも燃費は13.5km/lとされており、通勤距離が長い人にとっては悪くない数値と言えるだろう。

ディーゼルエンジンのパワーデリバリーはとても滑らかだが、X5で最も印象的なのはハンドリングだ。ダイレクトで機敏なハンドリングは、乗り心地の良いサスペンションと完璧に調和し、全体として楽しいドライビング・エクスペリエンスをもたらしてくれる。

3. ランドローバーディフェンダー – 最高のディーゼルオフローダー

デザイン:9点 インテリア:9点 パフォーマンス:8点 乗り心地&ハンドリング:10点 コスト:7点
長所:広々として上質なキャビン、豊富な収納スペース 本格的なオフロード走行も容易にこなす オンロードでの優れた乗り心地と魅力的なハンドリング
短所:大型モデルは特に大きくて重い 高出力エンジンは燃費が著しく悪くなる オプションを詰め込むと高額になる

ランドローバー・ディフェンダーの全バージョン(3ドアの90、5ドアの110、そしてロングボディの130)にディーゼルエンジンが用意され、選択に困るほどだ。

3. ランドローバー・ディフェンダー
3. ランドローバー・ディフェンダー

いずれもジャガー・ランドローバーのマイルドハイブリッド式6気筒ディーゼルエンジンを搭載しており、仕様に応じてD250またはD350を名乗る。

「運転姿勢は直立して快適で、ステアリングホイールは大きく、視界も抜群だ」
――マット・ソーンダース(ロードテスト編集者)

全グレードのパフォーマンスはレンジローバーとほぼ同等だ。110モデルでは、D250は最高出力250psを発生し、0-100km/h加速は7.9秒。D350にグレードアップすれば350psを発生し、0-100km/h加速は6.1秒となる。もちろん、これらの加速タイムは、90か130のボディスタイルを選ぶかによって多少異なる。

オフロード走行を重視する場合、ディフェンダーは究極の選択肢と言える。高さ調整可能なエアサスペンションがオプションで用意されており、ランドローバーの「テレイン・レスポンス」システムは、同クラスをリードするオフロードでのトラクションとスタビリティコントロールを誇る。

記事に関わった人々

  • 執筆

    サム・フィリップス

    Sam Phillips

    役職:常勤ライター
    AUTOCARに加わる以前は、クルマからボート、さらにはトラックまで、EVのあらゆる側面をカバーする姉妹誌で働いていた。現在はAUTOCARのライターとして、トップ10ランキングや定番コンテンツの更新、試乗記や中古車レビューの執筆を担当している。最新の電動モビリティ、クラシックカー、モータースポーツなど、守備範囲は広い。これまで運転した中で最高のクルマは、1990年式のローバー・ミニ・クーパーRSP。何よりも音が最高。
  • 翻訳

    林汰久也

    Takuya Hayashi

    1992年生まれ。幼少期から乗り物好き。不動産営業や記事制作代行といった職を経て、フリーランスとして記事を書くことに。2台のバイクとちょっとした模型、おもちゃ、ぬいぐるみに囲まれて生活している。出掛けるときに本は手放せず、毎日ゲームをしないと寝付きが悪い。イチゴ、トマト、イクラなど赤色の食べ物が大好物。仕事では「誰も傷つけない」「同年代のクルマ好きを増やす」をモットーにしている。

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