新型『アルピーヌA110』は現行ガソリン車より「さらに優れている」 英国で開発車両公開、インテリアも大幅改善

公開 : 2026.07.11 07:05

アルピーヌが目指す成長とは

新型A110におけるもう1つの重要な点は、カスタマイズオプションの拡充だ。これは、より多くのプレミアム層の顧客を獲得し、販売拡大と利益率の向上を図る上で鍵となる。

リーフ氏は、APPが少なくとも2世代のA110に採用される可能性があるとし、「その2世代の間に、特別なエクストリームバージョンが登場するでしょう」と付け加えた。

グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードで公開されたアルピーヌA110フューチャー
グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードで公開されたアルピーヌA110フューチャー    AUTOCAR

新型A110は、クラシックな2シーター・クーペとして発売されるが、2+2シート仕様も用意され、両モデルともにカブリオレバージョンが登場する予定だ。

アルピーヌは最近、事業拡大の一環として、ホットハッチA290』に加え、クロスオーバー『A390』を発売している。クリーフ氏は今後も成長を続けていく計画だと述べた。

どの程度の規模にまで成長させたいかというAUTOCARの質問に対し、クリーフ氏は「販売台数という点では、ポルシェというよりはフェラーリに近い」と答え、年間約1万5000台の販売を目標としていることを示唆した。

しかし、同氏は、「もちろん、アルピーヌはフェラーリではありませんし、ポルシェを目指しているわけでもありません。むしろポルシェよりもニッチな存在を目指しています。それは、モデルの独占性と収益性を維持したいからです」とも述べた。

記事に関わった人々

  • 執筆

    ジェームス・アトウッド

    James Attwood

    役職:雑誌副編集長
    英国で毎週発行される印刷版の副編集長。自動車業界およびモータースポーツのジャーナリストとして20年以上の経験を持つ。2024年9月より現職に就き、業界の大物たちへのインタビューを定期的に行う一方、AUTOCARの特集記事や新セクションの指揮を執っている。特にモータースポーツに造詣が深く、クラブラリーからトップレベルの国際イベントまで、ありとあらゆるレースをカバーする。これまで運転した中で最高のクルマは、人生初の愛車でもあるプジョー206 1.4 GL。最近ではポルシェ・タイカンが印象に残った。
  • 翻訳

    林汰久也

    Takuya Hayashi

    1992年生まれ。幼少期から乗り物好き。不動産営業や記事制作代行といった職を経て、フリーランスとして記事を書くことに。2台のバイクとちょっとした模型、おもちゃ、ぬいぐるみに囲まれて生活している。出掛けるときに本は手放せず、毎日ゲームをしないと寝付きが悪い。イチゴ、トマト、イクラなど赤色の食べ物が大好物。仕事では「誰も傷つけない」「同年代のクルマ好きを増やす」をモットーにしている。

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