クラシック&現行型『アルピーヌA110』を所有 英国在住オーナーのフランス車愛 どちらが好きかは迷いなし!

公開 : 2026.08.21 17:05

新旧A110、選ぶとしたらどっち?

言わずもがな、こうしたモータースポーツ技術はこのクルマにふさわしいものである。初代A110は輝かしい競技実績を持ち、全盛期には1973年のモンテカルロ・ラリーで表彰台を独占し、同年、第1回世界ラリー選手権で優勝を果たした。ロジャーさんの1300 Sは1971年式だ。

「運転するのは最高に楽しいですよ。騒々しくて、かなり体力を消耗しますけど。止めるにはブレーキを思い切り踏まないといけません。ステアリングの反応も非常にダイレクトです。コーナーでアクセルを離すと、すぐにリアが滑り出すので、アクセルを完全に離すわけにはいきません。少しアクセルを緩めてターンインし、その後アクセルを踏み込んで抜け出すんです。このクルマの挙動を理解することが鍵ですね」

ロジャー・ヒックさんのアルピーヌA110 1300 S
ロジャー・ヒックさんのアルピーヌA110 1300 S    AUTOCAR

ロジャーさんは現行型のA110も気に入っており、これまでに10万kmを走行しているが、所有する新旧のA110のうちどちらが好きかについては迷いがない。

「選ぶとしたら、やはり古いほうですね。とにかく魅力的なんです。2000年に2万ポンド(約425万円)で買いましたが、今では7万5000ポンド(約1600万円)ほどします。もし売ったとしても、もっと安い値段でしか売れないでしょうが、買うとなればもっと高くつくでしょうね! なので、このまま乗り続けるつもりです」

記事に関わった人々

  • 執筆

    ジョン・エバンス

    John Evans

    役職:特派員
    フリーランスのジャーナリストで、AUTOCAR英国編集部の元スタッフ。姉妹誌『What Car?』誌の副編集長や『Practical Caravan誌』の編集長なども歴任した。元自動車ディーラーの営業マンという経験を活かし、新車・中古車市場や消費者問題について幅広く取り扱っている。近年は、これらのニュースや特集記事に加え、アイスクリーム・ワゴンのDIY方法から放置車両の探索まで、さまざまな記事を寄稿している。
  • 翻訳

    林汰久也

    Takuya Hayashi

    1992年生まれ。幼少期から乗り物好き。不動産営業や記事制作代行といった職を経て、フリーランスとして記事を書くことに。2台のバイクとちょっとした模型、おもちゃ、ぬいぐるみに囲まれて生活している。出掛けるときに本は手放せず、毎日ゲームをしないと寝付きが悪い。イチゴ、トマト、イクラなど赤色の食べ物が大好物。仕事では「誰も傷つけない」「同年代のクルマ好きを増やす」をモットーにしている。

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