2代目ミニ・クロスオーバー 最上級グレードに試乗 500万円級になったそのワケは?

公開 : 2017.05.01 17:03  更新 : 2017.05.29 19:14

「ミニ・クロスオーバー」の最上級モデルに試乗しました。ミニは、これまでの元気でやんちゃなイメージから、新たなイメージに変わりつつあります。そこが、新型クロスオーバーを理解するポイント。

  • 新ブランド・シンボルは、白地でフラットなマークになった。

■どんなクルマ?

新型クロスオーバー 1クラス上のカテゴリーに

2016年秋のL.A.オート・ショウでデビューしたミニの2代目クロスオーバー。2010年に登場した初代と比べ、この7年で195mmも全長が伸び、30mm広がって、45mm高くなった。サブコンパクトでデビューして、より戦う相手の多いコンパクトへ階級を上げた。

ライバルとして、メルセデス・ベンツGLA、アウディQ2、フォルクスワーゲン・ティグアン等の名前をミニ自身があげている。いまや全長4315×全幅1820×全高1595mm、ホイールベース2670mmもある。3サイズすべて、VWゴルフよりちょっぴりでかい。少なくとも数字的にミニというには無理がある。スカートだったら噴飯ものだ。膝小僧が隠れるミニがありますか。

ゴルフ陥落 輸入車の年間販売台数は「ミニ」が1位

というような原理主義者の批判をよそにBMWがサイズアップを図っているのは、ようするにミニ・ブランドが全体の見直しに取り組んでいるからだ。じつは一昨年からミニはブランドのマークを変更している。ボディに貼ってあるバッヂは相変わらず、黒い●に羽があって、MINIと白抜きにしてある。これは変わっていないけれど、ディーラーやカタログで使われているシンボルは、白い○に黒文字でMINIと細く入っていて、羽のデザインもよりシンプルになっている。

お気づきでしたか? 昨年の販売台数が世界全体で36万台を超え、日本でもミニ・ブランド全体でゴルフ単体よりも売れるようになっている。量の拡大に伴い、都会で夜、若さを前面に出したヤンチャなイメージから、自然で太陽の光を感じさせる、明るくて、上質さを打ち出したプレミアムなイメージに変えていこうとしているのだ。

そうした狙いにピッタリなのが、この2代目カントリーマンこと、日本名クロスオーバーといえる。1クラス上のプレミアム感を満載した新しいミニを訴求するのにもってこいのモデルなのである。 

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