自動車史に残る、24個の重要な数字 前編

公開 : 2018.02.01 08:10  更新 : 2021.03.05 21:43


12(1944年)


第二次大戦により、欧州でもガソリン不足が蔓延。やむを得ず燃料を節約するドライバーがいた半面、代替燃料を模索するひとびとも現れた。1944年1月、フランスでは乗用車の12%とトラックの58%を、木炭自動車とするよう規定された。平均的なトラックでは、100kgの木炭で約100kmというのが、平均的なトラックの航続距離だった。

とはいえ、木炭自動車は絶望的に非力であるなど、問題点が数多くあった。そのため、ガソリン供給が安定すると、急速にその姿を消した。

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