90年代生まれ、いま手に入れるべきあのクルマ 定番から意外な選択まで その8

公開 : 2018.10.21 16:10  更新 : 2021.03.05 21:42

アウディTT (初代)

1998年-2006年 価格:3000ポンド(45万円)


初代アウディTTをデザイン界のアイコンと呼ぶのは適切だろうか? われわれはそう確信している。このクルマのデビューは20年前に遡るが、この小さく愛らしいスポーツカーは、見掛け倒しという評判にもかかわらず、1998年当時と変わらぬビジュアルインパクトを保っている。

初期のモデルでは、フォルクスワーゲングループで広く使用されていた1.8ℓ4気筒ターボエンジンに180psと224psのふたつのチューンを与え四輪を駆動していた。前輪駆動モデルが登場したのはモデルライフ後半のことであり、2003年には3.2ℓV6エンジンを積んだモデルも登場している。2005年には800台限定の軽量モデルとして、240psを発揮する1.8ℓターボエンジンを積んだTTクアトロスポーツも登場している。もちろん、折り畳み式キャンバスルーフをもつカブリオレを選択することも可能だ。

初代TTには数多くの選択肢があり、コレクターにはクアトロスポーツが人気だが、生産台数が限定されていることから、価格も最も高価なモデルとなる。初期の224psを発揮する1.8ℓエンジンを積んだクーペモデルがお勧めだ。それなりのコンディションの車両も、3000ポンド(45万円)も出せば手に入れることができる。

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