ケータハム・セブンを中古車で購入 軽も推奨 信頼性高く維持費安い

公開 : 2019.01.06 10:10

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ロジャー・マクルアー(PTスポーツカーズ社)

「車重がとても軽いので、消耗品が長持ちするのが助かりますね。たとえば、わたしは昨年CSRで1万kmほど、うちサーキットも6回走りましたが、タイヤもブレーキパッドもまだまだ持ちます」

「エンジンはフォードのデュラテックとケント・クロスフロー、ヴォグゾールやローバーKシリーズなど多彩ですが、どれもたいていの修理工場で直せますしパーツもかんたんに手に入ります。シャシーとサスペンションは専門店の手を借りないといけないでしょうね」

「フェンダーはカーボンかグラスファイバー製でサイドパネルもアルミ製ですから、サビに注意するのはアルミと鉄の接合部くらいですね。鉄製のフレームは工場で分厚く粉体塗装されていますが、溶接部分にサビやひび割れがないかは見ておくことですね」

知っておくべきこと

がぜん乗り気になってきたあなた、ディーラーではセブンの体験レンタルもおこなっている。AUTOCAR編集部に近いケータハムのガトウィック店では、セブン270を1日199ポンド(2万9000円)で貸し出してくれる。もっと長い時間をご希望なら、399ポンド(5万8000円)で金曜日の午後から月曜日の午後まで、心ゆくまで週末を味わえる。

いくら払うべき?

1万1000~1万4995ポンド(159~217万円)

フォード製ケント・クロスフローエンジンを積んだ1990年代前半のモデルで走行4万8000km前後の個体がこの程度。高性能版Kシリーズエンジンを積んだロードスポーツの初期モデルは210万円前後まで上がる。

1万5000~1万9995ポンド(217~290万円)

2008年登録で走行2万4000kmのロードスポーツ125が1万6995ポンド(246万円)、2004年式で走行8万kmのロードスポーツ140SVのディーラー車や2014~16年登録のロードスポーツ160が1万8000~1万9995ポンド(260~290万円)というところ。2016年登録で走行6万4000kmのロードスポーツのレース仕様は1万9995ポンド(290万円)あたりだ。

2万~2万3995ポンド(290~348万円)

2007~2015年式のロードスポーツ125、125SV、150の程度良好なディーラー車がこのくらいだ。

2万4000~2万9995ポンド(348~434万円)

ロードスポーツでもスーパースポーツでも、2009~2017年式の低走行車がよりどりみどりだ。

掘り出し物を発見

ケータハム・ロードスポーツ120(2000年式)、走行4万8000km、1万4995ポンド(217万円)

ディーラー車とはいえ保証がわずか3カ月では、冒険的な買い物にみえるかもしれない。この個体は1.8ℓのKシリーズエンジンを搭載し、レザーシート、総カーペット張りの内装、ヒーター、熱線入りフロントガラス、クイックリリースつきモモ製ステアリングホイールがついている。

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