ロードテスト シトロエンC3エアクロス ★★★★★★★☆☆☆

公開 : 2019.04.06 11:50  更新 : 2021.03.05 21:42

 

はじめに ▶ 意匠と技術 ▶ 内装 ▶ 走り ▶ 乗り味 ▶ 購入と維持 ▶ スペック ▶ 結論

使い勝手 ★★★★★★★☆☆☆

7.0インチのタッチ操作式ディスプレイを備えるインフォテイメントシステムを装備したいなら、少なくとも中級グレードのフィールを購入しなければならない。これには、デジタルラジオやBluetooth接続機能、Apple CarPlayやAndroid Autoと互換性のあるミラーリング機構のミラースクリーンが備わる。

シトロエン・コネクトと銘打たれたナビゲーションシステムは、トップグレードのフレアにのみ用意される。これを手に入れるには、フィールに1800ポンド(約27万円)以上の追い金をしなければならないということだ。

タッチ式ディスプレイの使い方は面倒ではないが、フォルクスワーゲン・グループのクルマが装備しているものに比べると、取り立ててレスポンスがよかったり、グラフィックが優れていたりすることはない。タッチパネル上のボタンにあたるアイコンは、指先にフィードバックがないので、やや運転中には操作しづらいかもしれない。また、エアコンに使い慣れたダイヤル式スイッチがないのも、手間取る原因となる。

決してこれは、デキの悪いシステムではない。しかし、これよりデキのいいものがいくつもあるのも事実だ。

視界


太いAピラーと一部が樹脂パーツで塞がれた三角窓が、大きな死角を生んでいる。

燈火類


オートヘッドライトとLEDデイタイムライトを装備する。今回、これをテストする機会には恵まれなかった。

ステアリングとペダル


ステアリングコラムはチルトもテレスコピックも、クロスオーバーとしては上々の調整機能を持つ。ブレーキペダルは左にオフセットしているが、不具合を感じるほどではない。

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