世界ご長寿モデルランキング トップ33 11位~1位

公開 : 2019.04.14 11:50  更新 : 2021.03.05 21:42

11位から1位に登場するのは、多くが日本でもお馴染みのモデルであり、この結果はある意味当然かもしれません。今回ご紹介したモデルに共通するのは、最初から長寿モデルになることを狙っていた訳ではなく、さまざまな偶然がそうさせたという事実かも知れません。

11位:ルノー12(1969~2006)-37年間

ルノーのトップは、12が世界中で販売される真のグルーバルカーになると信じていたのであり、彼らの予測は驚くほど正確だった。

12がもっとも売れたのは西側欧州だったが、東欧や米州大陸、豪州でもルノーのラインナップに加えられている。

このクルマは、長年にわたり、ルーマニアのダチアを支えたモデルでもあり、フランスで最後の12がラインオフしてから26年間も生産が続けられていた。

1410と呼ばれたスポーティーなクーペや、1320の名を持つリフトバック、さらには2ドアと4ドアのふたつのボディスタイルを持つピックアップなど、各市場向けに数多くのバリエーションモデルを産み出したが、最終的には、ベーシックで手ごろな移動手段としての役割は、初代ダチア・ローガンに譲ることとなった。

1999年のルノーによる買収以降、ダチアはこのフランスメーカーのディフュージョンブランドとしてその存在感を発揮しており、2018年の70万台以上という販売台数は2010年の2倍に達している。

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