素晴らしきグラスファイバー製モデル 17選 後編

公開 : 2019.05.02 18:50  更新 : 2021.02.17 17:44

ノーブルM12(2000年)

自由奔放なリー・ノーブルは、M12でその素晴らしい才能をいかんなく発揮している。

英国のイースト・ミッドランズから登場した3.0ℓV6ツインターボを積むこのマシンは、同時代の最高のスーパーカーたちに対抗するだけでなく、それらを打ち負かすことにも成功している。

その理由の一端は、グラスファイバーと複合素材によるボディのシンプルさにあったが、スペースフレームシャシーに優雅でクラシックなスポーツカーらしいシェイプを与えることにも成功していた。

2004年、バーミンガムのナショナル・エキシビジョンセンターで行われたモーターショーで、コンバーチブルのM12 GTCが公開されているが、これまでに生産された数はわずか1台に留まる。

ハイパーカーの600へとバトンを渡すまでに、M12からはGTO-3RとM400が産み出されており、いまも米国では、多少ボディに変更を加えられ、ロッションQ1へと名を変えたM12が、公道用とサーキット専用モデルとして生産されている。

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