【一番遠くまで走れるのは?】EV航続距離ランキング トップ10 最長600km以上

公開 : 2021.05.30 06:05  更新 : 2021.07.08 13:04

同率6位:スコダ・エンヤクiV

フォルクスワーゲンのMEBプラットフォームをベースにしたエンヤクiVは、2021年に最も注目されるモデルの1つになるだろう。ファッショナブルなSUVスタイルと、スコダらしい実用性(585Lの広大なトランクなど)、そして魅力的な価格設定を兼ね備えたこのチェコ製マシンは、EVの購入を検討している家族にとって、まさにうってつけのモデルだ。

重要なのは、大容量の80kWhバッテリーを搭載した場合(60kWhのオプションもあり)、204psのエンヤクiVは、509kmの走行が可能だということだ。

スコダ・エンヤクiV
スコダ・エンヤクiV

同率6位:キアEV6

585psの出力と、ポルシェタイカンを脅かすほどの加速力を持つキアのEVフラッグシップ、EV6 GTが話題をさらっている理由は容易に理解できる。ヒュンダイ・アイオニック5と同じE-GMPプラットフォームを採用したこのEV6 GTは、800Vの充電アーキテクチャーを備えており、理論的には77.4kWhのバッテリーをわずか18分で80%まで充電することができる。

廉価仕様である5ドアのクロスオーバーモデル(EV6)は、後輪駆動で229psのモーター1基を搭載しているが、それでも0-100km/h加速は6.2秒、航続距離はラインナップの中で最長の509kmに達する。

キアEV6
キアEV6

5位:フォルクスワーゲンID.3

フォルクスワーゲンID.3ほど欧州で大きな反響を呼んだEVはないだろう。ファミリー向けEVの主流としては、日産リーフに先を越されてしまったが、ID.3の重要性を無視することはできない。最初からバッテリー駆動を前提に設計された後輪駆動のID.3は、まさに「クリーンシート」と呼ぶにふさわしいものだ。

ミニマルなインテリアは明るく開放感があり、ドライビング・エクスペリエンスも落ち着きがあって快適だ。82kWhのバッテリーを搭載し、541kmの航続距離を実現したこともプラス要素だ。

フォルクスワーゲンID.3
フォルクスワーゲンID.3

同率3位:テスラモデルX

特徴的なガルウイングを持つモデルXは、100kWhの大容量バッテリーを搭載しており、その後続距離が他のモデルよりも長いことは驚くに値しない。モデルSと同様、モデルXもアップデートを受け、高性能のプレイドモデルが追加されたほか、インテリアも一新されている。

重要なのは、リチウムイオンバッテリーを改良した結果、航続距離がモデル3に匹敵する579kmにまで伸びたことだ。さらに、モデルXは4輪駆動で、大人7人を乗せることができ、3.8秒で100km/hまで加速することができる。もう少しお金を出して航続距離を32km犠牲にすれば、プレイドが同タイムを2.5秒に縮める。

テスラ・モデルX
テスラ・モデルX

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