懐かしのクルマが続々スキー場へ! 50年前のスキーリゾート、志賀高原のクルマ事情をリバイバル・レポート(後編) オペル1900GTやシボレー・モンテカルロも雪山を目指す? お宝車の写真を一挙公開

公開 : 2023.03.08 19:05  更新 : 2023.03.08 20:08

時は1975年。若者の冬のレジャーはといえばスキーだった時代。当時のゲレンデを彩った懐かしの名車たちを若き日の笹本編集長の写真と共にリバイバル・レポートする第2弾です。

オペル1900GT

これは珍しい。何とオペル1900GTが峠でチェーンを調整中。当時、東邦モータースが輸入していた2シーター・スポーツカーで、何とトヨタ2000GTとほぼ同じ価格であったそうな。このクルマも泉ナンバーで遠路をご苦労様です。

オペル1900GT
オペル1900GT    笹本健次

オペル1900GTのキャリア

入念にチェーンを調整してから勾配に挑みます。このスキーキャリアは、ハッチバック用でスタイリッシュでした。

オペル1900GT
オペル1900GT    笹本健次

メルセデス・ベンツ280CEクーペ

メルセデス・ベンツの縦目のクーペもルーフにキャリアをつけてやって来ました。足立ナンバーですが、その左のブルーバード510は姫路からです。

メルセデス・ベンツ280CEクーペ
メルセデス・ベンツ280CEクーペ    笹本健次

フォード・マーキュリー・モナーク

何とアメ車のクーペも奥志賀までやって来ました。アメ車で雪道はどうなんでしょう、と思いますが、意外にスイスイかもしれません。

フォード・マーキュリー・モナーク
フォード・マーキュリー・モナーク    笹本健次

シボレー・モンテカルロ

当時としては巨大なシボレー・モンテカルロも簡易なチェーンを装着して駐車場に停まっていました。ドカ雪の後は、すれ違いで苦労したかも。皆さん勇敢ですね。

シボレー・モンテカルロ
シボレー・モンテカルロ    笹本健次

フォード・コーティナMK3

イギリスフォードのコーティナMK3もしっかりチェーンを巻いていました。隣の大阪ナンバーのビートルはレイルバンパー装備。

フォード・コーティナMK3
フォード・コーティナMK3    笹本健次

フォルクスワーゲン・ゴルフLS

ビートルの後継車、ゴルフも勿論いました。真紅のボデイが眩しすぎます。新旧並んだ様は絵になりますね。

フォルクスワーゲン・ゴルフLS
フォルクスワーゲン・ゴルフLS    笹本健次

いすゞベレットGT

古豪ベレットGTも千葉から走ってきました。やはり、フォグランプは雪道に似合いますね。懐かしい。

いすゞ・ベレットGT
いすゞ・ベレットGT    笹本健次

ホンダシビック

大ヒット作となった初代シビックもいます。2ボックスでは狭いのでしょうか。ルーフにタイヤ2本、リヤにスキー板を工夫してセットしています。このクルマも泉ナンバーです。阪神方面の方は多いですね。

ホンダ・シビック
ホンダ・シビック    笹本健次

ボルボ122S

地元、長野ナンバーのアマゾンです。汚れた姿も絵になるところがボルボです。水を得た魚という感じですね。

ボルボ122S
ボルボ122S    笹本健次

ボルボ142

アマゾンの後継、140シリーズの2ドアセダン、142も奥志賀にやって来ていた。ボクシーですが、アマゾンよりはずっと近代的。元祖四角いボルボ。

ボルボ142
ボルボ142    笹本健次

アウディ100

初代アウディ100の姿も見えました。室内はルーミーですがFFでステアリングが重いのが玉に瑕のクルマだったと思います。

アウディ100
アウディ100    笹本健次

オペル・レコルト

オペルの美しいクーペ、レコルトは補助燈を装備し。それなりのやる気を見せています。今、こんなモデルは残念ながら国内に残っていないでしょう。

オペル・レコルト
オペル・レコルト    笹本健次

記事に関わった人々

  • 執筆 / 撮影

    笹本健次

    Kenji Sasamoto

    1949年生まれ。趣味の出版社ネコ・パブリッシングのファウンダー。2011年9月よりAUTOCAR JAPANの編集長を務める。出版業界での長期にわたる豊富な経験を持ち、得意とする分野も自動車のみならず鉄道、モーターサイクルなど多岐にわたる。フェラーリ、ポルシェのファナティックとしても有名。

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