スマート#3 詳細データテスト クラス水準以上の動力性能 優れた基本設計 物足りない細部の仕上げ

公開 : 2024.05.25 20:25  更新 : 2024.05.31 19:42

スペック

レイアウト

プラットフォームはジーリーのEV専用コンポーネントであるSEAで、これはボルボEX30などと共用。主駆動モーターはリア置きで、床下搭載のバッテリーは、仕様によりニッケル・マンガン・コバルトとリン酸鉄リチウムの2タイプを使い分ける。

サスペンションは四輪独立。前後重量配分は49:51で、EX30の48:52よりわずかながら等分に近づいている。

パワーユニット

プラットフォームはジーリーが開発した、ボルボEX30などと共通のSEA。前後重量配分はEX30の48:52に対し、49:51となっている。
プラットフォームはジーリーが開発した、ボルボEX30などと共通のSEA。前後重量配分はEX30の48:52に対し、49:51となっている。

駆動方式:リア横置き後輪駆動
形式:永久磁石同期式電動機
駆動用バッテリー:リチウムイオン(ニッケル・マンガン・コバルト)・400V・66.0/62.0kWh(グロス値/ネット値)
最高出力:272ps/5375-9248rpm
最大トルク:35.0kg-m/116-5375rpm
最大エネルギー回生性能(推定値):180kW
許容回転数:-rpm
馬力荷重比:150ps/t
トルク荷重比:19.4kg-m/t

ボディ/シャシー

全長:4400mm
ホイールベース:2785mm
オーバーハング(前):829mm
オーバーハング(後):786mm

全幅(ミラー含む):2045mm
全幅(両ドア開き):3630mm

全高:1556mm
全高:(テールゲート開き):2030mm

足元長さ(前席):最大1100mm
足元長さ(後席):750mm
座面~天井(前席):最大1020mm
座面~天井(後席):940mm

積載容量・前/後:15L/370~1160L

構造:スティールモノコック
車両重量:1810kg(公称値)/1832kg(実測値)
抗力係数:0.27
ホイール前・後:8.0×19
タイヤ前・後:245/45 R19 102V
ダンロップSPスポーツマックス60
スペアタイヤ:なし(パンク修理剤)

変速機

形式:1速リダクションギア
ギア比
リダクション比:11.6:1 
1000rpm時車速:11.4km/h
113km/h/129km/h時モーター回転数:9863rpm/11272rpm

電力消費率

AUTOCAR実測値:消費率
総平均:5.3km/kWh
ツーリング:4.5km/kWh
動力性能計測時:2.7km/kWh

メーカー公表値:消費率
低速(市街地):-km/kWh
中速(郊外):-km/kWh
高速(高速道路):-km/kWh
超高速:-km/kWh
混合:6.1km/kWh

公称航続距離:455km
テスト時航続距離:330km
CO2排出量:0g/km

サスペンション

前:マクファーソンストラット/コイルスプリング、スタビライザー
後:マルチリンク/コイルスプリング、スタビライザー

ステアリング

形式:電動機械式、ラック&ピニオ
ロック・トゥ・ロック:2.65回転
最小回転直径:11.0m

ブレーキ

前:322mm通気冷却式ディスク
後:333mm通気冷却式ディスク
制御装置:ABS
ハンドブレーキ:電動・全自動

静粛性

アイドリング:-dBA
全開走行時(145km/h):76dBA
48km/h走行時:60dBA
80km/h走行時:66dBA
113km/h走行時:71dBA

安全装備

ABS/ESP/LKAS/FCTA/RCTA/ISA
Euro N CAP:5つ星(2023年)
乗員保護性能:成人90%/子供86%
交通弱者保護性能:84%
安全補助装置性能:85%

発進加速

テスト条件:湿潤路面/気温12℃
0-30マイル/時(48km/h):2.5秒
0-40(64):3.4秒
0-50(80):4.4秒
0-60(97):5.7秒
0-70(113):7.4秒
0-80(129):9.5秒
0-90(145):12.1秒
0-100(161):15.4秒
0-110(177):19.8秒
0-402m発進加速:14.5秒(到達速度:156.7km/h)
0-1000m発進加速:26.8秒(到達速度:180.2km/h)

ライバルの発進加速

ライバルの発進加速
ボルボEX30シングルモーター・エクステンデッドレンジ・プラス(2024年)
テスト条件:乾燥路面/気温4℃
0-30マイル/時(48km/h):2.4秒
0-40(64):3.2秒
0-50(80):4.3秒
0-60(97):5.7秒
0-70(113):7.5秒
0-80(129):9.7秒
0-90(145):12.5秒
0-100(161):16.1秒
0-110(177):20.8秒
0-402m発進加速:14.5秒(到達速度:154.7km/h)
0-1000m発進加速:27.0秒(到達速度:179.4km/h)

キックダウン加速

20-40mph(32-64km/h):1.7秒

30-50(48-80):1.9秒

40-60(64-97):2.3秒

50-70(80-113):3.0秒

60-80(97-129):3.8秒

70-90(113-145):4.8秒

80-100(129-161):5.9秒

90-110(145-177):7.7秒

制動距離

テスト条件:ウェット路面/気温8℃
30-0マイル/時(48km/h):8.8m
50-0マイル/時(80km/h):24.4m
70-0マイル/時(113km/h):45.7m
60-0マイル/時(97km/h)制動時間:2.60秒

ライバルの制動距離

ボルボEX30シングルモーター・エクステンデッドレンジ・プラス(2024年)
テスト条件:乾燥路面/気温4℃
30-0マイル/時(48km/h):8.8m
50-0マイル/時(80km/h):23.6m
70-0マイル/時(113km/h):45.9m
60-0マイル/時(97km/h)制動時間:2.96秒

記事に関わった人々

  • 執筆

    マット・ソーンダース

    Matt Saunders

    英国編集部ロードテスト・エディター
  • 執筆

    イリヤ・バプラート

    Illya Verpraet

    英国編集部ライター
  • 撮影

    ジャック・ハリソン

    JACK HARRISON

    英国編集部フォトグラファー
  • 翻訳

    関耕一郎

    Koichiro Seki

    1975年生まれ。20世紀末から自動車誌編集に携わり「AUTOCAR JAPAN」にも参加。その後はスポーツ/サブカルチャー/グルメ/美容など節操なく執筆や編集を経験するも結局は自動車ライターに落ち着く。目下の悩みは、折り込みチラシやファミレスのメニューにも無意識で誤植を探してしまう職業病。至福の空間は、いいクルマの運転席と台所と釣り場。

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