ヒョンデ 2026年に次世代インテリアを発表、物理ボタンは残す方針

公開 : 2025.04.05 06:45

ヒョンデは2026年に次世代のインテリアデザインを発表します。安全性向上のために必要な物理ボタンを残しつつ、タッチスクリーンを小さくすることでレイアウトのバランスをとるようです。

インテリアデザインの未来はどうなる

ヒョンデは、2026年に次世代のインテリアデザインを発表する予定だ。安全性向上のため、物理ボタンを残す方針であるという。

安全性を向上させるためにインフォテインメント・ディスプレイを小型化し、タッチスクリーン用のソフトウェアをより使いやすくする可能性もある。ソウル・モーターショーでヒョンデのデザイン担当副社長サイモン・ロースビー氏が明らかにした。

ヒョンデ・コナのインテリア
ヒョンデ・コナのインテリア

この決定は、先月にアナログなインテリアへの回帰を約束したフォルクスワーゲンなど、他メーカーの動きに呼応するものである。

ロースビー氏は次のように語っている。

「次世代インテリアに対する当社のヴィジョンは、安全のために、ドライバーの視線を可能な限り道路に集中させることです。この哲学を念頭に置いて、中央のスクリーンは気が散るだけだと気付きました。つまり、安全性の観点からスクリーンを注視してほしくないのです」

「当社の哲学は、道路から目を離さず、ハンドルからも手を離さないことです。あまり多くはありませんが、目をそらさずに操作できるように物理ボタンを残しておきたい」

「冷静さが重要です。騒がしい音を立てるのではなく、安全を守ってくれるものです。物理的なボタンもバランスよく配置しますが、ディスプレイをなくすわけではありません」

ヒョンデのデザイン責任者であるルーク・ドンカーヴォルケ氏は、画面サイズを最適化し、使いやすくすることも次世代インテリアの重要な部分になると説明する。

「運転に集中できるサイズで情報を提供する、適切なスクリーンを搭載します。同時に、以前はボタンで操作できたのに、サブメニューに進まなければならないようになっている操作も、見直さなければなりません。つまり、やり過ぎないようにするのです。スクリーンばかりに頼っていると、ハンドルを握り、道路に目を向けるという最も重要なことから遠ざかってしまいます」

ドンカーヴォルケ氏はまた、「わたし達は皆、アナログのインタラクションを愛しています」としながらも、「スクリーンはコストを大幅に節約できるため、理想的です」と付け加えた。

自動車業界全体に対しては、次の1世代か2世代のモデルで「アナログの復活とスクリーンの縮小が見られる」との考えを示した。

一方、ロースビー氏は、ヒョンデから今後発売される高性能モデル『N』シリーズのインテリアの開発に取り組んでいるという。「手袋をしているとタッチスクリーンが使えないため」だと同氏は述べた。

記事に関わった人々

  • 執筆

    ウィル・リメル

    Will Rimell

    役職:ニュース編集者
    ニュース編集者としての主な業務は、AUTOCARのニュースの方向性を決定すること、業界トップへのインタビュー、新車発表会の取材、独占情報の発掘など。人と話したり質問したりするのが大好きで、それが大きなニュースにつながることも多い。これまで運転した中で最高のクルマは、アルピーヌA110。軽快な動きと4気筒とは思えないサウンドが素晴らしい。
  • 翻訳

    小河昭太

    Shota Ogo

    2002年横浜生まれ。都内の文系大学に通う現役大学生。幼いころから筋金入りのクルマ好きで、初の愛車は自らレストアしたアウトビアンキA112アバルトとアルファロメオ2000GTV。廃部になった自動車部を復活させようと絶賛奮闘中。自動車ライターを志していたところAUTOCAR編集部との出会いがあり、現在に至る。instagram:@h_r_boy_
  • 編集

    林汰久也

    Takuya Hayashi

    1992年生まれ。幼少期から乗り物好き。不動産営業や記事制作代行といった職を経て、フリーランスとして記事を書くことに。2台のバイクとちょっとした模型、おもちゃ、ぬいぐるみに囲まれて生活している。出掛けるときに本は手放せず、毎日ゲームをしないと寝付きが悪い。イチゴ、トマト、イクラなど赤色の食べ物が大好物。仕事では「誰も傷つけない」「同年代のクルマ好きを増やす」をモットーにしている。

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