「976」へ大進化 ポルシェ・パナメーラ・ターボ(1) 2種のプラグインHV ハードの違いは?

公開 : 2025.05.23 19:05

ターボSはアクティブ・エアサスが標準

フラッグシップのターボSには、ポルシェ・アクティブライド(PAR)と呼ばれるアクティブ・エアサスが標準で組まれる。油圧ポンプで制御されるエアスプリング内のアクチュエータにより、アンチロールバーなしで高度な姿勢制御を叶えるシステムだ。

このPARは、カーブでのボディロールをほぼ完全に打ち消す。また、内側へボディを傾けることも可能で、加減速時には前後のピッチも抑え込む。路面の凹凸状況に応じて、タイヤを持ち上げるように制御し、リバウンドの衝撃も防いでくれる。

ポルシェ・パナメーラ・ターボS E-ハイブリッド(英国仕様)
ポルシェ・パナメーラ・ターボS E-ハイブリッド(英国仕様)

サスペンションのセンサーだけでなく、ステアリングやアクセル、ブレーキ、加速度センサーなどの情報を集約。エアサスは毎秒13回、調整を加えることが可能らしい。もしお望みなら、ターボでもオプションで実装はできる。

この続きは、「976」ポルシェ・パナメーラ・ターボ(2)にて。

記事に関わった人々

  • 執筆

    マット・ソーンダース

    Matt Saunders

    役職:ロードテスト編集者
    AUTOCARの主任レビュアー。クルマを厳密かつ客観的に計測し、評価し、その詳細データを収集するテストチームの責任者でもある。クルマを完全に理解してこそ、批判する権利を得られると考えている。これまで運転した中で最高のクルマは、アリエル・アトム4。聞かれるたびに答えは変わるが、今のところは一番楽しかった。
  • 撮影

    イリヤ・バプラート

    Illya Verpraet

    役職:ロードテスター
    ベルギー出身。AUTOCARのロードテスターとして、小型車からスーパーカーまであらゆるクルマを運転し、レビューや比較テストを執筆する。いつも巻尺を振り回し、徹底的な調査を行う。クルマの真価を見極め、他人が見逃すような欠点を見つけることも得意だ。自動車業界関連の出版物の編集経験を経て、2021年に AUTOCAR に移籍。これまで運転した中で最高のクルマは、つい最近までトヨタGR86だったが、今はE28世代のBMW M5に惚れている。
  • 翻訳

    中嶋けんじ

    Kenji Nakajima

    1976年生まれ。地方私立大学の広報室を担当後、重度のクルマ好きが高じて脱サラ。フリーの翻訳家としてAUTOCAR JAPANの海外記事を担当することに。目下の夢は、トリノやサンタアガタ、モデナをレンタカーで気ままに探訪すること。おっちょこちょいが泣き所。

「976」ポルシェ・パナメーラ・ターボの前後関係

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