ルノー新型EV『4(キャトル)』 約530万円から英国発売へ レトロな小型クロスオーバー

公開 : 2025.06.02 06:45

航続距離は約400km

インテリの基本的なレイアウトは、5を踏襲している。ただし、5よりもホイールベースが80mm長いため、その分車内空間が拡大している。

ルノーによると、Amprスモール・プラットフォームや電気モーター、バッテリーなどの主要部品は5と68%共有しているという。

2024年のパリ・モーターショーで公開されたルノー4 Eテック
2024年のパリ・モーターショーで公開されたルノー4 Eテック    AUTOCAR

4では2種類のパワートレインが用意される。まず、最高出力120psのフロントモーターと40kWhバッテリーを搭載したバージョンは、最大305kmの航続距離を謡う。続いて、最高出力150psのモーターと52kWhバッテリーを搭載したバージョンは、航続距離が最大400kmとなる。充電速度は最大100kWに対応する。

また、ルノーの量産EVとして初めて、パドルで回生ブレーキの強度を調整するワンペダルドライビングモードを採用した。この機能は今後、他のモデルにも展開される予定だ。

記事に関わった人々

  • 執筆

    ウィル・リメル

    Will Rimell

    役職:ニュース編集者
    ニュース編集者としての主な業務は、AUTOCARのニュースの方向性を決定すること、業界トップへのインタビュー、新車発表会の取材、独占情報の発掘など。人と話したり質問したりするのが大好きで、それが大きなニュースにつながることも多い。これまで運転した中で最高のクルマは、アルピーヌA110。軽快な動きと4気筒とは思えないサウンドが素晴らしい。
  • 翻訳

    林汰久也

    Takuya Hayashi

    1992年生まれ。幼少期から乗り物好き。不動産営業や記事制作代行といった職を経て、フリーランスとして記事を書くことに。2台のバイクとちょっとした模型、おもちゃ、ぬいぐるみに囲まれて生活している。出掛けるときに本は手放せず、毎日ゲームをしないと寝付きが悪い。イチゴ、トマト、イクラなど赤色の食べ物が大好物。仕事では「誰も傷つけない」「同年代のクルマ好きを増やす」をモットーにしている。

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