寿命を延ばしたアルミ製の立役者 ロータス・エスプリ & マクラーレンMP4-12C(1) 英国製V8の世界

公開 : 2025.07.20 17:45

英国人として誇らしい偉業

こんな状況でも、エンジン音は意外なほど控えめ。変速のタイミングで、ギャレット・ターボが微かに鳴く程度。とはいえ、興奮度の高くない音響体験だとしても、運転の楽しさを損なうほどではない。マクラーレンMP4-12Cと同様に。

ロータスの真打ちは、素晴らしいバランスのミドシップ・シャシー。グレートブリテン島の手強いワインディングを、素早く滑らかに駆け回れる。路面が荒れていても。

ロータス・エスプリ V8と、マクラーレンMP4-12C
ロータス・エスプリ V8と、マクラーレンMP4-12C    マックス・エドレストン(Max Edleston)/ジャック・ハリソン(Jack Harrison)

オリジナルのエスプリの発売は、1976年へ遡る。モデル末期となるS4世代のエスプリ V8も、既に30年前のスポーツカーだ。その事実を知ると、走りの輝きっぷりには言葉を失う。英国人として誇らしい、偉業だといっていい。

この続きは、ロータス・エスプリ & マクラーレンMP4-12C(2)にて。

記事に関わった人々

  • 執筆

    サイモン・ハックナル

    Simon Hucknall

    英国編集部ライター
  • 執筆

    マーティン・バックリー

    Martin Buckley

    英国編集部ライター
  • 撮影

    マックス・エドレストン

    Max Edleston

    英国編集部フォトグラファー
  • 撮影

    ジャック・ハリソン

    JACK HARRISON

    英国編集部フォトグラファー
  • 翻訳

    中嶋けんじ

    Kenji Nakajima

    1976年生まれ。地方私立大学の広報室を担当後、重度のクルマ好きが高じて脱サラ。フリーの翻訳家としてAUTOCAR JAPANの海外記事を担当することに。目下の夢は、トリノやサンタアガタ、モデナをレンタカーで気ままに探訪すること。おっちょこちょいが泣き所。

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