競技仕様のアルピーヌ『A290ラリー』 約1000万円から欧州発売 外付けスピーカー装備

公開 : 2025.07.07 06:45

アルピーヌは、高性能EV『A290』のラリー仕様を発表しました。リミテッド・スリップ・ディファレンシャルと外付けスピーカーを搭載し、グッドウッドで一般公開予定です。パワートレインや足回りも強化されています。

ホットハッチラリー仕様へ

アルピーヌは、ルノー5をベースにした高性能EV『A290』のラリー仕様車を公開した。価格は5万9990ユーロ(約1020万円)から。

新型A290ラリーは競技用車両として大幅に改造されており、内装を簡素化し、ロールケージとバケットシートを採用している。

アルピーヌA290ラリー
アルピーヌA290ラリー    アルピーヌ

前輪駆動で、最高出力220psと最大トルク30.5kg-mを発生。パワーを効率的に配分するため、リミテッド・スリップ・ディファレンシャルを備えている。

これに伴い、減速ギアと制御ソフトウェアにも調整が施された。

さらに、外付けスピーカーが装備され、ラリー観戦者にサウンドを聞かせることができる。

ブレーキも強化された。フロントディスクの直径は標準モデルの320mmから350mmに拡大され、6ピストンキャリパーを装着。リアディスクは以前よりやや小型の280mmとなっている。

ハンドブレーキも装備され、タイトなコーナーでの走行をサポートする。

また、ラリーステージの過酷な条件に対応するため、新しいALPレーシング・サスペンション・ダンパーが採用され、ホイールは18インチのEvo Corseに交換。ミシュランのパイロット・スポーツAタイヤが装着される。

A290ラリーは7月10日に開幕するグッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードで一般公開され、ヒルクライムコースを走行する予定だ。

アルピーヌはA290ラリーのワンメイクラリーも開催し、ファクトリーサポートと充電インフラを提供して競技者を支援する。

記事に関わった人々

  • 執筆

    チャーリー・マーティン

    Charlie Martin

    役職:編集アシスタント
    2022年よりAUTOCARに加わり、ニュースデスクの一員として、新車発表や業界イベントの報道において重要な役割を担っている。印刷版やオンライン版の記事を執筆し、暇さえあればフィアット・パンダ100HP の故障について愚痴をこぼしている。産業界や社会問題に関するテーマを得意とする。これまで運転した中で最高のクルマはアルピーヌ A110 GTだが、自分には手が出せない価格であることが唯一の不満。
  • 翻訳

    林汰久也

    Takuya Hayashi

    1992年生まれ。幼少期から乗り物好き。不動産営業や記事制作代行といった職を経て、フリーランスとして記事を書くことに。2台のバイクとちょっとした模型、おもちゃ、ぬいぐるみに囲まれて生活している。出掛けるときに本は手放せず、毎日ゲームをしないと寝付きが悪い。イチゴ、トマト、イクラなど赤色の食べ物が大好物。仕事では「誰も傷つけない」「同年代のクルマ好きを増やす」をモットーにしている。

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