世界最速の市販車10選 全てが400km/h以上! 性能と技術の限界に挑むチャレンジャーたち

公開 : 2025.09.19 11:45

3. ヤンワンU9

最高速度:472.41km/h(293.54mph)

ハイパーEVが毎週のように登場しているように見えるが、中国のヤンワンU9ほど誇れる記録を持つクルマは少ない。

3. ヤンワンU9
3. ヤンワンU9

リマック・ネヴェーラと同様に、U9も数々の記録を保持している。中でも最大のトピックは、市販EVとして最速を自称している点だ。ドイツのATPテストコースで472.41km/h(293.54mph)を記録した。

ヤンワンはBYDの高級ブランドで、最近欧州市場に進出した。そのフラッグシップモデルが、このU9だ。モーターの合計出力は3018psに達し、0-100km/h加速は2.36秒。中国での価格は約20万ポンド(約4000万円)相当である。

4. SSCトゥアタラ

最高速度:455.2km/h(282.9mph)

最高出力1774psと8800rpmのレッドラインを誇るSSCトゥアタラ。その5.9L V8エンジンが生み出すパワーはすべて後輪に伝達される。

4. SSCトゥアタラ
4. SSCトゥアタラ

SSCトゥアタラは当初、最高速度533km/hを「公式」記録として謳い、ちょっとした論争を巻き起こした。やがて、誤解を招く「証拠」映像やデータ記録キットの「精度」に問題があった可能性を遅ればせながら認め、記録は撤回された。

2021年に再挑戦したところ、2回の走行で平均速度455km/hを記録した。当初のメーカー発表には及ばないが、それでも信じられないほど速い。

5. ブガッティ・ミストラル

最高速度:453.91km/h(282mph)

ブガッティ・ミストラルは世界最速のオープントップ車であり、2024年に453.91km/hの最高速度記録を叩き出した。

5. ブガッティ・ミストラル
5. ブガッティ・ミストラル

見た目はシロンのルーフを切り取っただけに思われるかもしれないが、ミストラルは専用ボディワークを備えた独自のモンスターだ。

一方で、ヴェイロンから使用されてきた名高いW16エンジンと搭載する最後のモデルとなった。

残念ながら購入は不可能だ。価格は417万ポンド(約8億3000万円)で、わずか99台の限定生産だが、発表時にはすでに完売していた。

6. ブガッティ・トゥールビヨン

最高速度:455km/h(277mph)

ブガッティ・トゥールビヨンは、同社最新鋭の超高出力ハイパーカーであり、ヴェイロンから20年を経て登場した。

6. ブガッティ・トゥールビヨン
6. ブガッティ・トゥールビヨン

プラグインハイブリッドの8.3L自然吸気V16エンジンは1800psを発生し、0-100km/h加速はわずか2.0秒、最高速度は455km/h(顧客向け車両は380km/hに制限)を誇る。

大半の購入者にとっては重要ではない話だろうが、25kWhバッテリーを搭載したPHEVであるため、電気のみで最大60kmの走行も可能だ。

記事に関わった人々

  • 執筆

    ジョナサン・ブライス

    Jonathan Bryce

    役職:ソーシャルメディア・エグゼクティブ
    AUTOCARのSNS担当として、X、YouTubeショート、インスタグラムなどの運営を任されている。以前は新聞紙や雑誌に寄稿し、クルマへの熱い思いを書き綴っていた。現在も新車レビューの執筆を行っている。得意分野はEVや中古車のほか、『E』で始まるBMWなど。これまで運転した中で最高のクルマは、フォルクスワーゲンUp! GTI。 『鼻ぺちゃ』で間抜けなクルマだったが、家族の愛犬もそうだった。愛さずにはいられないだろう。
  • 翻訳

    林汰久也

    Takuya Hayashi

    1992年生まれ。幼少期から乗り物好き。不動産営業や記事制作代行といった職を経て、フリーランスとして記事を書くことに。2台のバイクとちょっとした模型、おもちゃ、ぬいぐるみに囲まれて生活している。出掛けるときに本は手放せず、毎日ゲームをしないと寝付きが悪い。イチゴ、トマト、イクラなど赤色の食べ物が大好物。仕事では「誰も傷つけない」「同年代のクルマ好きを増やす」をモットーにしている。

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