カスタムカー界隈で話題の解体場で見つけた貴重な「廃車」 20選 ジャンクヤード探訪記

公開 : 2025.10.05 11:45

フォード・ファルコン(1965年)

特に見るべきところはない……。コンチネンタルのスペアタイヤホルダー、ラゲッジラック、フェンダースパッツを備えた1965年式フォード・ファルコンのコンバーチブルだ。この改造を施した人は、明らかに自分の作品に誇りを持っており、注目を集めるためクリスマスライトを飾り付けているようだ。

この個体は新車時、オクラホマ州のフレッド・ジョーンズというディーラーで販売され、今も同州のナンバープレートを装着している。

フォード・ファルコン(1965年)
フォード・ファルコン(1965年)

シボレー・ブルックウッド(1958年)

1958年に登場したシボレー・ブルックウッドは、中級車ビスケインに相当する4ドアのステーションワゴンだった。ゼネラルモーターズ(GM)は同年の車種別生産台数を記録していないが、約17万台の4ドア・ステーションワゴンが販売されたことは分かっている。

シボレー・ブルックウッド(1958年)
シボレー・ブルックウッド(1958年)

シボレー・インパラ(1959年)

この1959年式シボレー・インパラのフロントガラスが部品として売られた時、穴を一時的に塞ぐ措置が取られなかったのは残念だ。風雨に晒された結果、ダッシュボードは腐食し、内装も急速に劣化していた。

外装は、遠目にはかなり良好な状態に見えたが、近づくとフェンダー、ドア、サイドシルに錆が広がっているのが確認できた。また、内部構造がどんな恐ろしい状態になっているのか気になるところだ。おそらくレストア候補とは言えないだろうが、良質なスペアパーツを豊富に備えた状態だった。

シボレー・インパラ(1959年)
シボレー・インパラ(1959年)

ナッシュ・メトロポリタン

通りかかった時、このクルマが目を引いた。高速道路を見下ろすコンテナの上に置かれ、通行するドライバーへの広告として機能している。何と言っても、ナッシュ・メトロポリタンほど「当店は珍しいクラシックカーを扱っています」とアピールできるクルマはない(クロスリーやヘンリーJも同様に効果的だが)。

同じ場所に1980年代のメルセデス・ベンツSクラスも置かれていた。

ナッシュ・メトロポリタン
ナッシュ・メトロポリタン

ヘンリーJ(1951年)

ヘンリーJは、ヘンリー・J・カイザーが「中古車しか買えない低所得層」を狙って開発したクルマだ。1300ドルという価格を実現するため、可動部品は最小限に抑えられ、初期モデルにはトランクの開閉機構すらなかった。荷物を出すには後部座席を前に倒す必要があったのだ。

1950年から1954年の間に、計11万5000台が売れた。この個体は1951年式で、販売台数が2番目に多かった年だと言われている。

ヘンリーJ(1951年)
ヘンリーJ(1951年)

記事に関わった人々

  • 執筆

    AUTOCAR UK

    Autocar UK

    世界最古の自動車雑誌「Autocar」(1895年創刊)の英国版。
  • 翻訳

    林汰久也

    Takuya Hayashi

    1992年生まれ。幼少期から乗り物好き。不動産営業や記事制作代行といった職を経て、フリーランスとして記事を書くことに。2台のバイクとちょっとした模型、おもちゃ、ぬいぐるみに囲まれて生活している。出掛けるときに本は手放せず、毎日ゲームをしないと寝付きが悪い。イチゴ、トマト、イクラなど赤色の食べ物が大好物。仕事では「誰も傷つけない」「同年代のクルマ好きを増やす」をモットーにしている。

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