カスタムカー界隈で話題の解体場で見つけた貴重な「廃車」 20選 ジャンクヤード探訪記
公開 : 2025.10.05 11:45
フォード・モデルT
おそらく史上最も有名な米国車、フォード・モデルTだ。1908年から1927年にかけて1500万台の「ティン・リジー(Tin Lizzie:ブリキのリジー)」が販売され、この記録は1972年にフォルクスワーゲン・タイプ1『ビートル』に抜かれるまで破られなかった。
廃車置き場や野原、納屋、庭などに今も残る台数の多さには驚かされる。弾痕が数か所あるものの、この個体はかなり良好な状態だった。

シボレー210(1957年)
続いてこちらも、驚くほど高い現存率を誇るもう1台のアイコン的米国車だ。クラシックカーシーンでの人気を考えれば、未修復の個体がまだ廃車置き場で放置されていることには驚かされる。
もし、これがミドルクラスの210 4ドア・セダンではなく、ベルエアモデルだったらすぐに売れていたかもしれない。

デソート・ファイアドーム(1955年)
デソート・ファイアドームは速かった。V8エンジン搭載モデルなら1/4マイル(402m)を19.1秒で走破できた。
同年販売された7万7760台のファイアドームのうち、半数以上がこのような4ドア・セダンだった。クライスラーの傘下ブランドであるデソートは1961年に事業を畳んだ。

ウィリス(1940年)
廃車置き場で1940年式ウィリスを見つけることはめったにない。ましてやこの個体のように状態が良く、部品が揃っているものはなおさらだ。ウィリスは同年にわずか2万6698台しか生産しておらず、現存するものはごく一部に過ぎない。
ジープで最も有名なウィリスだが(ウィリス・オーバーランドはフォードと共に米陸軍向けジープの生産契約を獲得した)、ウィリスという名称は1912年から乗用車にも使われていた。

フォード・ファルコン(1962年)
こちらも年代の割に素晴らしい状態だ。1962年式フォード・ファルコンで、錆が数箇所、グリルの歪み、割れたフロントガラス以外は、驚くほど良好なコンディションだった。レストア用のプロジェクトカーとして出品されていたが、その後無事に買い手を見つけたことを願う。
1960年から1970年にかけて生産されたファルコンは、デトロイトの三大自動車メーカーが初めて投入したコンパクトカーである。その目的は、セカンドカーとして人気を集めつつあった日本車や欧州車の流入を食い止めることだった。

ビュイック・スーパーリビエラ(1957年)
ボンネットの下に最高出力300psの6.0L V8エンジンを搭載した1957年式ビュイック・スーパーリビエラ4ドアは、理論上は最高速度193km/hを誇った。0-100km/h加速は約11秒、1/4マイルは18.3秒で走破した。1980kgという重量を考えると、悪くない性能だ。
この個体は数十年も走行していなかったが、レストアはそれほど難しくないように見えた。



































