【3カ月連続で前年実績を下回る】2025年9月期の新車販売 秋から冬にかけての新型車に期待!

公開 : 2025.10.03 06:05

業界団体関係者の声

2025年9月期および2025年度上半期の新車販売概況に関して業界団体の関係者は、「新車販売について2025年度の前半はプラスを継続していたものの、7月期は前年同月比で3.6%減とマイナスに転じ、新車の投入が少なかった8月期はさらに悪化して同8.3%減、そして9月期は新車効果もあってマイナス幅が縮小したものの同2.4%減にとどまった。景気動向調査では消費などで弱さが見られると指摘しており、その状況が新車販売市場でも表面化したようである」と解説する。

今後の展開については、「ユーザーの新車の購入意欲は底堅く、また秋から冬にかけて販売台数を伸ばしそうな新型車が多く発売されることから、プラスに回帰する可能性は十分にある。ただし、秋に入って食品や飲料品の値上げが3000品目以上にのぼり、加えて気づきにくい税負担、いわゆるステルス増税が相次いで実施されることから、新車販売市場は楽観視できない状況。

マイナーチェンジされたスズキ・アルト・ラパン/ラパンLC。
マイナーチェンジされたスズキアルト・ラパン/ラパンLC。

トランプ関税の影響がコスト上昇や設備投資の低迷などとなって各企業で出始めており、また消費者のクルマに対する低価格志向が強まっていることも懸念材料」と示唆した。

記事に関わった人々

  • 執筆

    大貫直次郎

    Naojiro Onuki

    1966年型。早稲田大学卒業後、自動車専門誌や一般誌などの編集記者を経て、フリーランスのエディトリアル・ライターに。愛車はポルシェ911カレラ(930)やスバル・サンバー(TT2)などのほか、レストア待ちの不動バイク数台。著書に光文社刊『クルマでわかる! 日本の現代史』、アシェット・コレクションズ・ジャパン刊『国産名車コレクション』シリーズなど。
  • 編集

    AUTOCAR JAPAN

    Autocar Japan

    世界最古の自動車雑誌「Autocar」(1895年創刊)の日本版。

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