【世界初の3代目EV】新型『日産リーフ』日本仕様B7発表!15年前に誕生した先駆車が本気で詰め込んできたこと
公開 : 2025.10.08 10:00
10月8日、新型『日産リーフ』の日本仕様『B7』グレードが発表されました。10月17日より受注を開始し、来年1月からデリバリー予定です。3代目を迎えるEVは世界中でリーフが初めてとのことです。篠原政明が解説します。
10月17日より受注開始
10月8日、日産は新型『リーフ』の日本仕様『B7』グレードを発表。10月17日より受注を開始し、来年1月からデリバリーする予定だ。CセグメントEVのリーフは、2010年に初代が登場して、この新型で3代目となるが、3代目を迎えるEVは世界中でリーフが初めてだという。
新型リーフには、驚くような新テクノロジーは採用されていない。だが、15年積み重ねてきたEV作りの知見と経験を最大限活かして、乗る人すべてが気持ち良くドライブでき、安心して乗れるクルマを目指したという。そんなリーフの注目すべきポイントをいくつか紹介していこう。

まずはパッケージングだが、後述するパワーユニットのコンパクト化により、室内長を犠牲にせずに全長は従来型より120mm短縮している。全高も立体駐車場に対応する1550mmにおさめた。薄型インパネやフラットフロア、そして日産初の調光パノラミックガラスルーフの採用により、広く快適なキャビンを実現。この調光パノラミックガラスルーフは遮熱機構付きで、シェードが必要ないため室内高を稼げるというメリットもある。
スーッと滑らかで、気持ちのよい走り
EVのキモとなるパワートレインはインバーター/モーター/減速機を一体化。従来型のパワートレインに対し容量は10%削減しながら、モーター最大トルクは4%向上した。今回発表されたB7では、最高出力160kW/最大トルク355Nmを発生。なお、来年2月には130kW/345Nm版の『B5』も発表される予定だ。
プラットフォームは上級モデルのアリアと同じ、CMF-EV。リアサスペンションは従来型のトーションビーム式からマルチリンク式に変更され、ラックアシスト式の電動パワーステアリングも採用した。

これらにより、従来型に比べて車体ねじり剛性は86%アップ、横剛性は66%アップしながら前後剛性を28%ダウンさせ、ステアリング剛性は48%アップ。日本仕様は専用の足まわりを採用して乗り心地を重視している。
これらが『スーッと滑らかで、気持ちのよい走り』をもたらし、さらにカメラとレーダーによるインテリジェントディスタンスコントロールが先行車両との車間距離を検知して減速操作を支援。加速も減速も、スムーズで滑らかな走りを実現するという。
最大航続距離は700kmオーバーを達成
78kWhのバッテリーを搭載した『リーフB7』は最大702kmの航続距離を実現。この達成には、Cd値=0.26という空力特性に優れたボディスタイルの効果も大きい。理想的な空気の流れと室内空間を両立させるファストバックシルエットを採用。
ボディサイドの空気の流れを抑制する開口部の小さいフラットなデザインのホイールをはじめ、シーリング性を高めるグリルシャッター、フロントフード先端やリアデッキ、前後バンパー形状の最適化、脱着式のサイドジャッキエリアカバーなど、細部までこだわり抜いたことでクラストップの空力性能を達成している。

パワートレインに関しては『もったいない精神』で熱エネルギーを無駄なく活用。クルマの冷熱システムを統合した統合熱マネジメントシステムを進化させ、空調システム、バッテリー、パワートレインの冷熱システムをすべて連結し、統合制御する。
例えばバッテリーやモーターが発する熱を回収して空調システム(冬の暖房)に活用するなど、クルマ全体の熱エネルギー効率をアップさせることで、航続距離を伸ばしている。

































































































































































