新生 トヨタC-HR+へ初試乗 航続最長608km 短いbZ4X もっと野心的でもいい?

公開 : 2025.10.16 19:05

一層の野心が表れていても良い

トヨタ2番目のEVとなる、C-HR+。完成度は高いものの、ハイブリッドとは異なり、技術的には探りながらの状態にある印象は拭えない。一層の野心が表れていても、良いのではないだろうか。

今回は味見程度の試乗だが、競争力は低くなさそう。トヨタだから、信頼性も間違いはないはず。しかし、該当するクラスには劣らず魅力的なライバルがひしめいている。

トヨタC-HR+ AWD(欧州仕様)
トヨタC-HR+ AWD(欧州仕様)

◯:運転のしやすさ 扱いやすい車載機能 快適なシート
△:短距離の試乗の限り電費は今ひとつ 内装はもう少し華やかでいい 特徴の薄い運転体験

トヨタC-HR+ AWD(欧州仕様)のスペック

英国価格:約4万ポンド(約816万円/予想)
全長:4520mm
全幅:1870mm
全高:1595mm
最高速度:159km/h
0-100km/h加速:5.2秒(予想)
航続距離:525km(予想)
電費:6.7km/kWh(予想)
CO2排出量:−g/km
車両重量:2010kg
パワートレイン:ツイン永久磁石同期モーター
駆動用バッテリー:74.0kWh(実用量)
急速充電能力:150kW
最高出力:342ps
最大トルク:44.7kg-m
ギアボックス:1速リダクション/四輪駆動

記事に関わった人々

  • 執筆

    イリヤ・バプラート

    Illya Verpraet

    役職:ロードテスター
    ベルギー出身。AUTOCARのロードテスターとして、小型車からスーパーカーまであらゆるクルマを運転し、レビューや比較テストを執筆する。いつも巻尺を振り回し、徹底的な調査を行う。クルマの真価を見極め、他人が見逃すような欠点を見つけることも得意だ。自動車業界関連の出版物の編集経験を経て、2021年に AUTOCAR に移籍。これまで運転した中で最高のクルマは、つい最近までトヨタGR86だったが、今はE28世代のBMW M5に惚れている。
  • 翻訳

    中嶋けんじ

    Kenji Nakajima

    1976年生まれ。地方私立大学の広報室を担当後、重度のクルマ好きが高じて脱サラ。フリーの翻訳家としてAUTOCAR JAPANの海外記事を担当することに。目下の夢は、トリノやサンタアガタ、モデナをレンタカーで気ままに探訪すること。おっちょこちょいが泣き所。

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