室内灯LED化&令和ではありえない装備!【連載:遠藤イヅルのB11型日産サニーカリフォルニア再生&快適化計画#3】

公開 : 2025.10.17 12:05

イラストレーター兼ライターの遠藤イヅルが、1985(昭和60)年式『日産サニーカリフォルニア』の『再生』と『快適化』をレポートする不定期連載をお届け。第3回は『室内灯LED化』と、時代性を反映した『令和の今ではありえない装備』を記します。

明るさアップとバッテリー上がり対策に有効

こんにちは。イラストレーター兼ライターの遠藤イヅルです。所有中の1985(昭和60)年式『日産サニーカリフォルニア』の『再生』と『快適化』のレポート連載。第3回は『室内灯LED化』をお送りいたします。

機械的なメンテは行わない、小さな話題ばかりの連載ですが、いろいろな方から「面白いよ」と声をかけていただけております。ありがとうございます。ということで、今回も同じペースで行きます(笑)。

令和の情景がない情景に置けば、そこはもう昭和末期です。そういう意味では、旧車はタイムマシンと言えます。
令和の情景がない情景に置けば、そこはもう昭和末期です。そういう意味では、旧車はタイムマシンと言えます。    遠藤イヅル

室内灯のLED化は古いクルマだけでなく、近年までの白熱電球を使うクルマに乗っている人の多くが行なっていることかと思います。点灯時に明るくなるのはもちろんのこと、LED電球ならもし消し忘れても消費電力が少ないので、バッテリー上がり対策にも有効といえます。

ちなみに古い大衆モデルであるB11型サニー、室内灯はルームランプとラゲッジルームランプの2ヵ所しかありません。それなのに1本、記事になるのでしょうか。書いている自分でも不安です(笑)。

旧車だからこその『色のこだわり』

このサニー、経年でダメになっている部位が多岐に渡っていて、そのひとつにルームランプがありました。ルーフのセンターにあり、スライドスイッチでオフ、ドア連動、オンを切り替えるシンプルなタイプで、前任モデルのB310型などでも使用されていました。

取り付けはルーフライニングに開いた穴にはめて回すだけなのですが、ルームランプ側のツメが欠けていて振動やドアの開閉で落ちてしまう状態。しかも内部スイッチも接触が悪く、点いたり点かなかったりしていました。レンズもくすみ、ベースの樹脂も黄変していて、これはもう交換するしかありません。

新調したルームランプ。純正品番は26410-h8500ですが、これは台湾製サードパーティもの。LED電球は『ぶーぶーマテリアル』の『T10 31mm 電球色 爆光』を選択。
新調したルームランプ。純正品番は26410-h8500ですが、これは台湾製サードパーティもの。LED電球は『ぶーぶーマテリアル』の『T10 31mm 電球色 爆光』を選択。    遠藤イヅル

となると、どこで買うのかという話になりまして、いろいろなパーツがとにかく見つからないB11型サニーなのに、幸いなことにルームランプは純正、サードパーティともに充実した流通量があるので、その中から安い台湾製のサードパーティものを購入しました。

そして電球をLEDに交換したわけですが、ご存知のとおりLED電球は色味が青白いクールなものから真っ白、そして電球色までいろいろあります。しかしB11型サニーは旧いクルマですので、車内の雰囲気を保つためにここは電球色一択でした。

ラゲッジルームランプは明るさ重視

続いてラゲッジルームです。サニーカリフォルニアのラゲッジルームランプは、左壁面に設置されています。ドアとの連動はなく、使うたびにオンオフするタイプ。消し忘れちゃうやつですね。なおさらLED化は重要です。

物を積んだり、探したりするのは夜間でも頻繁にあるので、こちらはより明るく見える約6500ケルビンの昼光色を選択。ただし電球を収める場所が狭いので、一般的なLED電球のような発光部が横に広いタイプは取り付けできず、元電球の姿を保つLED電球が必要になりました。

天井のルームランプは電球色、ラゲッジルームランプは昼光色にしました。どちらもかなり明るくなったのですが、後者は特に際立っている感じが積載物の影からも察せられます。
天井のルームランプは電球色、ラゲッジルームランプは昼光色にしました。どちらもかなり明るくなったのですが、後者は特に際立っている感じが積載物の影からも察せられます。    遠藤イヅル

購入したのは『ピカキュウ』の『リアルーム LED T8×28mm 2連枕型無極性 HV車対応』ですが、こちらは2025年10月現在、廃盤となっているようです。

記事に関わった人々

  • 執筆 / 撮影

    遠藤イヅル

    Izuru Endo

    1971年生まれ。自動車・鉄道系イラストレーター兼ライター。雑誌、WEB媒体でイラストや記事の連載を多く持つ。コピックマーカーで描くアナログイラストを得意とする。実用車や商用車を好み、希少性が高い車種を乗り継ぐ。現在の所有は1987年式日産VWサンタナ、1985年式日産サニーカリフォルニア、2013年式ルノー・ルーテシア。
  • 編集

    平井大介

    Daisuke Hirai

    1973年生まれ。1997年にネコ・パブリッシングに新卒で入社し、カー・マガジン、ROSSO、SCUDERIA、ティーポなど、自動車趣味人のための雑誌、ムック編集を長年担当。ROSSOでは約3年、SCUDERIAは約13年編集長を務める。2024年8月1日より移籍し、AUTOCAR JAPANの編集長に就任。左ハンドル+マニュアルのイタリア車しか買ったことのない、偏ったクルマ趣味の持ち主。

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