【スズキ・ビジョンeスカイ】2026年度内の量産化を目指す軽乗用EVコンセプト!開発担当者に聞くその想い #JMS2025

公開 : 2025.10.30 07:05

冷たい雰囲気になりがちなEVに軽やかさも

最後にCMF(カラー:色、マテリアル:素材、フィニッシュ:仕上げ)担当の鈴木氏。まずボディカラーは、光の当たり方で赤っぽさや緑っぽさも見せるブルーが独特。そのまま市販化は難しいかもしれないが、軽EVには相性が良さそうな色だ。

ルーフは2トーンのホワイトだが、車両全体で軽やかさを見せるべくセミマットカラーを採用し、ハイライト部は緑っぽく光る。Dピラー部にはグラデーションを採用したのも軽やかさの表現で、ルーフが浮揚しているような印象を与えている。

スズキ・ビジョンeスカイ
スズキ・ビジョンeスカイ    山田真人

内装色は、ブラック系はガソリン車のイメージが強いため、ボディカラーに併せてブルー系とホワイト系でまとめている。その中にドットやグラフィックスなどの楽しげな要素を入れて、EVに感じられがちな冷たい雰囲気ではない、スズキらしいユニークさを見せている。

また、EVなので『地球に優しく』を意識して、リサイクル素材のバンパーやPETリサイクル材の内装なども採用している。

量産化を前提にしているとはいえ、コンセプトモデルとしての展示車だから、実際にはどこまで市販モデルに採用されるかはわからない。だが、なるべくこのままで量産化して欲しい。ビジョンeスカイは、彼らのそんな思いを感じさせるクルマだった。

記事に関わった人々

  • 執筆

    篠原政明

    Masaaki Shinohara

    1958年生まれ。某自動車雑誌出版社をめでたく? 卒業し、フリーランスのライター&エディターに。この業界に永くいるおかげで、現在は消滅したものを含めて、日本に導入されている全ブランドのクルマに乗ってきた……はず。クルマ以外の乗りものもけっこう好きで、飛行機や鉄道、さらには軍事モノにも興味があるらしい。RJC会員。
  • 撮影

    山田真人

    Makoto Yamada

    1973年生まれ。アウトドア雑誌編集部からフリーランスカメラマンに転身。小学5年生の時に鉄道写真を撮りに初めての一人旅に出たのがきっかけで、今だにさすらいの旅をするように。無人島から海外リゾート、子どもからメガヨットと幅広い撮影ジャンルを持つ。好きな被写体は動くものと夕陽。
  • 編集

    平井大介

    Daisuke Hirai

    1973年生まれ。1997年にネコ・パブリッシングに新卒で入社し、カー・マガジン、ROSSO、SCUDERIA、ティーポなど、自動車趣味人のための雑誌、ムック編集を長年担当。ROSSOでは約3年、SCUDERIAは約13年編集長を務める。2024年8月1日より移籍し、AUTOCAR JAPANの編集長に就任。左ハンドル+マニュアルのイタリア車しか買ったことのない、偏ったクルマ趣味の持ち主。

関連テーマ

おすすめ記事

 

人気記事