名車と振り返るアルファ・ロメオの歴史(後編) 独創的なデザインと甘美なハンドリング

公開 : 2025.11.08 11:45

ステルヴィオ

2010年代半ばまでに、SUVをラインナップに持たない自動車メーカーはほぼ存在しなくなっていた。そして、アルファ・ロメオ初のSUVがステルヴィオだ。その名はイタリアの有名な山岳道路に由来し、ジュリアとの関連性は深く、エンジンラインナップも類似している。

ステルヴィオは2016年のロサンゼルス・オートショーで初公開され、翌年にはジュリアと共に米国市場に投入された。その結果、同地域におけるアルファ・ロメオの年間販売台数は数百台から1万2千台以上に急増したと報じられている。

ステルヴィオ
ステルヴィオ

トナーレ

トナーレは2022年に登場し、ステルヴィオの小型版として位置づけられる。ジープ・コンパスダッジ・ホーネットとは兄弟車の関係にあり、ディーゼルを含む複数のエンジンオプションが用意されている。

トナーレ
トナーレ

ジュニア

アルファ・ロメオは2024年、さらに小型のSUV、ジュニアを発表した。当初は『ミラノ』と命名される予定だったが、生産がポーランドで行われることからイタリア政府関係者からクレームが入り、発表から5日後に名称変更へと至った。ガソリンエンジン搭載モデルに加え、アルファ・ロメオ初のフル電動モデル(EV)も販売されている。名門アルファ・ロメオの新たな時代の始まりだ。

ジュニア
ジュニア

記事に関わった人々

  • 執筆

    AUTOCAR UK

    Autocar UK

    世界最古の自動車雑誌「Autocar」(1895年創刊)の英国版。
  • 翻訳

    林汰久也

    Takuya Hayashi

    1992年生まれ。幼少期から乗り物好き。不動産営業や記事制作代行といった職を経て、フリーランスとして記事を書くことに。2台のバイクとちょっとした模型、おもちゃ、ぬいぐるみに囲まれて生活している。出掛けるときに本は手放せず、毎日ゲームをしないと寝付きが悪い。イチゴ、トマト、イクラなど赤色の食べ物が大好物。仕事では「誰も傷つけない」「同年代のクルマ好きを増やす」をモットーにしている。

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