マイナーな1980年代の名車&迷車 39選(前編) スターの陰に隠れてしまった不運なクルマ
公開 : 2025.11.30 11:25
ダッジ・オムニGLH(1984年)
車名に含まれる「GLH」は、このモデルのメカニズムや歴史を指すものではない。単に「地獄のように速い(Goes Like Hell)」という意味だ。キャロル・シェルビー氏が開発を監督したのだから、これは驚くべきことではない。驚くべきは、販売台数がわずか1万3000台に留まったことだ。
特にターボモデルの性能は現代の基準で見ても驚異的で、0-100km/h加速7.5秒と、先代のフォルクスワーゲン・ゴルフGTIよりわずか1秒遅いだけだ。しかも、さらに速いモデルが登場している。オムニGLHSは現代車と同等の加速性能を誇り、「地獄のように速い、シェルビー(Goes Like Hell, Shelby)」の名称にふさわしいものだ。

(翻訳者注:この記事は「後編」に続きます。)


















