ロータリーエンジン搭載のコンパクトSUV! 『マツダMX-30』の存在感は特別 惜しい室内のノイズ【ザ・国産EV検証 #3】
公開 : 2026.04.08 11:25
加速フィールは実にナチュラル
170psの最高出力と260Nmの最大トルクを発揮する駆動用モーターの性能は、1780kgとされる車重を負担するには必要にして十分なものだろう。印象的だったのはアクセルペダルの動きに対して、その加速フィールが実にナチュラルなものに味付けされていたこと。
走行中のキャビンはBEVらしく静粛で、さらに乗り心地にも落ち着きがあると感じられる。しかし、バッテリー残量が低下した時のみではなく、全開加速時などでも始動するロータリーエンジンの振動とノイズが、やや大きなボリュームでキャビンに伝わってくるのは残念だった。

これは前でも触れたとおり1ローター方式という8C型エンジンの構造的な理由によるものなのだが、オーディオを用いたノイズキャンセリングなど、さらなる高級感を生み出すために、それを解消するための策を一考してほしかったというのが正直な感想だ。
果たしてこのMX-30ロータリーEVは、カスタマーからどのような評価を受けるだろうか。充電に対するストレスが大きく低減されることだけを考えても、PHEVはBEVよりも現在の段階では購入を検討しやすい商品であることは確か。
コンパクトSUVとしての基本的な魅力とともに、その存在感は同クラスの中では特別なものであることは間違いない。




























